Wednesday, December 28, 2011

なりたいな。

私は、


頭のいい人になりたいな、とは思わない。(うらやましいな、とは思うけど)

でも頭を使える人にはなりたいな、と思う。


心優しい人になりたいな、とも思わない。(うらやましいなと思うけど)

でも、心を使える人にはなりたいな、と思う。


誰からも好かれる人になりたいな、とも思わない。(やっぱりうらやましいけれど)

でも、誰か一人でも多くの人を、好きでいたいな、と思う。



こんな人に、なれるかな、なれないかな。

なりたいな。

Friday, December 23, 2011

帰りを待ってる。

先月にここを出て行った先輩隊員が電話で、

なんだか、自分はルワンダからずいぶん遠くにきてしまったようだ、

と言っていた。

確かに。あなたは今日本にいるんだから。

それがなんだかさみしい、別の世界にいるようで。

とも言っていた。





でもね、覚えていてほしいと思う。

ここでは毎日、あなたの名前が呼ばれている。

通りゆく人が、あなたはどうしているか毎日聞いてくる。


近くのお店のおばちゃんも、市場のおばちゃんも、

学校で働くあなたの友達も、牛飼いの彼も、

ホテルで働いてる彼も、

街ですれ違う生徒たちも。



今、どこにいるんだ?

元気でやってるのか?

いつ帰ってくるんだ?

って。



そりゃ、そうでしょ。

彼らは何気ない人生の毎日を、あなたと共に過ごしたんだから。

協力隊として過ごした2年は、今あなたがいる場所とは違いすぎて

きっと自分の人生から切り離された2年のように

感じてしまうこともあるかもしれないけど、



ここでは、


そう、あなたが確かにいた、この場所では、

何気ない毎日の中に、あなたは確かに生きている、と思う。

全然関係ない遠い世界に行ってしまったとしても、

確かに世界はつながっている、と私は思う。



誰かがあなたのことを遠いアフリカで考えていて

誰かがあなたの帰りをここで待ってる。



例えばもう帰ってくることがなかったとしても。

例えばいつか帰ってくるとしても。



その「誰か」はこれからもずっと私に言うんじゃないだろうか。


あいつは元気か?俺あいつが大好きなんだ


ってさ。

Sunday, December 18, 2011

24歳か。

今から約2年前に、始めてバングラデシュに行った。

当時は就職活動中で、

でも自分のやりたいことしっかりみつめる方がずっと大事だと思って。


その後、マザーハウスで、インターンを始めた。

少しでも近づきたいと思った女性の側で働きたくて。


そこで出会った一人の人が、私の人生も考え方も

大きく、大きく変えてくれた。

マザーハウスの迫さん。

本当に頭がいいんだなって第一印象だったけど

話してみると、その頭の良さとか、知識とか、そして行動力とか

全部彼の努力の結晶だった。

でも全然大変そうじゃない。

むしろ、すごく楽しそうで。

クールな感じなのに、すごくあったかい人だった。

たった2歳しか変わらないのに、本当にすごいなぁ

と感じてしまった。


そんな迫さんが、インターン中、

できの悪い私に怒ってくれて、私を励ましてくれて、

飲んでは愚痴を聞いてくれて、側にいてくれて。


それで私の考え方も、人生も、とても変わった。


私が迫さんと出会った時は、

迫さんは24歳で、私は22歳で。

今私は24歳で。

24歳の彼に、追いつけた気はまるでしない。


なんでそんなことを思い出したかっていうと、

Twitterで迫さんがRTしてくれた言葉が、

今もあの時と同じように、強い力となって私を押してくれてることに気付いたから。

「制約の中からイノベーションはうまれる」

んだって。

レストラン、もうね、壁ばっかで、頭の中大混乱だったんだけど

もうちょっと考えてみる。

いや、動きながら考える。

迫さんみたいに。









Saturday, December 17, 2011

本気で本気の振りをする。

この前のブログで、「本気で本気のふりしてる僕らは~」っていう歌の歌詞をのっけたんだけど、

この曲聞きながら、あぁ~しっかりしなきゃなぁ・・・と思っていたのね。


でも最近になって、それでもいいと思えてきました。

それはこの前のブログを読んでてくれた、私にとってとても大切な人が、

こんな言葉をくれたから。



小学校のころから、イチローになりたくて毎日素振りをしていた先輩。
そんな先輩の努力する姿が格好良くて、同じ高校に入ろうと思った自分。
本気で頑張っている人の真似をしてみた。

大学時代だってバングラで頑張る女性に憧れて、
本気で、彼女の本気をまねてみようと思った。

先が見えないからこそ、先を見てきた人の本気の真似をしてみる。
前が見えないからこそ、言葉だけでも前に進めようと発してみる。
これは素敵なことじゃないかな〜と思う。



私は、この人に追いつきたくて、「素敵」になろう、と決めたんだった。

確かに昔、そんなブログを書いてる。

だから、私はこの人の本気を真似してみよう。

本気で本気の振りってやつを、やってみよう。



Sunday, December 11, 2011

本気で本気のふりしてる僕らは


浅い眠り繰り返して 今日も一日が半日
世界の中置いてけぼり デジャブみたいな毎日

やりたいことや見たいもの この世界には多すぎて
やらなきゃいけないことは 見て見ないふりしてきた

「自由」という言葉を履き違えて 
このまま何もせず終わりたくはないよ

本気で本気のふりしてる僕らは 
歩幅を合わせて 
置いてかれぬように歩いてた
だから
本当の自分を忘れていたんだよ 
何かを変える力 
持っていたはずなのに

「お疲れ様」言われるたび 変な気分にさせられる
もしかしたら疲れるほど 頑張れていないのかな

「器用」という言葉を履き違えて
 手を抜いていたら 未来に睨まれた

本気の自分をまだ見せてないだけ 
誰に言うでもなく 
強がるセリフをつぶやいてみる
だけど
本当はどこかで知りたかったんだよ 
どんな大きなことを この手で起こせるのか

薄暗い道で独り 答えを探してた でも良く見ると皆 同じようにさまよってた
分からないなりに本気で進む皆は輝いてて 僕の行く道明るく 照らしてくれたんだ

本気で本気のふりしてる僕らは
何か変えるためまずは自分を変えていかなきゃ
そうでしょ?

本当の答えはまだ見えてないけど
答えなんてどうせ 無い方が多いから
そして本気の自分が踏み出す力で
今度は僕が世界 照らし出す光になりたい.


アラハタシンドローム・ベリーブルーブルーベリー



アラハタシンドロームききながら過ごす日曜日。

このアラハタってのはアラウンド ハタチ!っていう意味らしい。
もうそろそろ、アラハタとは言えない歳になってきたけど、

だからなおさら、胸にずかんとくる。


今の私は本気かな。

それとも本気で本気のふりしてるのかな。


痛いところをついてくる歌だけど、

きっと忘れちゃいけないまっすぐなものが

私に色々問いかける。

借金をかかえるの巻。

ある日、レストランにいったら、なんと工事が始まっていて、

「なにやってるの?」

ときいてみた。


「建物をつくってるんだよ」

と答える工事のおっちゃん。



え?

なんで?

えええええええ????


動揺する私。


建物を作っているってことは、それなりにお金がかかるってことで、

そのお金ってのはいったいどこからやってくるのかって言えば、

ポケットマネー・・・なわけないから、

銀行かどっかからやってくるわけで、

ってことは、つまり、ローンを借りたってことで、

家がいっぱいたってるってことは、

相当な額借入したってことで・・・・・


えー!!!!!!!!!!!

一通り考えてから、改めて動揺する私。


なんと、パートナーのDEOは、150万の融資を銀行から受けていたのだった。

150万で10件も家がたつのか・・・

ふぅ~ん。 すごーい。



いや、関心している場合ではない。


チョイマテ!!!

そのお金どうやって返すんだい!!!



そそくさと、計算してみる。

6年で178万円(利子込)。

1年で約30万円。

1カ月約2・5万円。

一件大したことなさそうだけど、ここは途上国。
収入だって、それなりに少なくなるはず。

それに、人件費やら、初期投資やら・・・・・

あぁぁぁあああ!!


もう後にはひけなくなってきました。


なんとかして利益、ださないと。

うん、死ぬ。



ひとつ、良かったことと言えば、お金をかえさなきゃならないからこそ、

DEOが必死になってくれたこと。

はやくオープンするぞ!!!

動揺する私を横目に意気込んでいる。


責任重大だぁ・・・・。


がんばろう。

Thursday, December 8, 2011

手作りオーブン

レストランにオーブンを作ってみた。

なんでそんなことをしたかって?

それは「愛着」がほしかったから。


今、私が作っているレストラン。

すごく素敵で私は大好き。

でも、大切なものがかけていた。

それが、「愛着」。

ここは自分の場所で、

ここは自分がもっと素敵にしたい場所で、

ここは自分にとって大切な場所なんだっていう。


そんな動機で始めてしまったオーブン作りだったけど、

完成させてみて、得たものがたくさんあった。


1つ目、それはやっぱり、「愛着」。

毎日通って、自分の手でかきあつめたレンガで、

それは、自分が交渉した値段で、

自分たちでかきまぜだセメントで、

自分たちで考えたデザインで、

それがそこにあるということ。

それはやっぱり、私には特別な意味を持つことだった。

ルワンダ人に実質的に役にたってるかって、

そんなのは、ぶっちゃけわからない。

でも、このオーブンがあるこの場所は、

前よりずっと、大切な場所に変わった。


2つ目は、つながり。

毎日そこに通って、ある程度以上仕事をしている、

しかも、土木工事的なことをし続けている日本人、というのは、

現地の人の目にはさぞかし不思議に写ったらしい。

興味本位でやってくる人、

仕事ほしさにやってくる人、

いろんな人がいた。

最初は、遠くからみていただけなのに、

次の日には声をかけてくれるようになった。

次の日には、名前を覚えてくれるようになって、

その次の日には、私の名前を読んでくれるようになった。


中にはお金を請求する人もいた。

でも中にはあったかい食事を提供してくれる人もいた。

駆け寄ってきてくれる子供がいて、その子供を名前で呼べるようになった。


そして、そばでずっと一緒に手伝ってくれていた日本人の友人がいた。

日本から電話で励まし続けてくれた人がいた。

仕事が休みの日に、ずーっと手伝ってくれたルワンダ人の友人がいて、

仕事中にもかかわらず、電話でいつもサポートし続けてくれたパートナーがいた。



最後に3つ目。

それは勇気。

右も左もわからない。

でもとりあえずやってみたら、

ちょっとは見えてくるものがある。

最初は全然わかんなかった現地の言葉も

急にわかるようになってきた。


まだわかんないことだらけ。

でも前に進もうという力をもらった。

果てしない道も、

一個一個やっていけばいい

とりあえずぶつかってみよう。

そう思えるようになった。




そうやって、出来上がったオーブンだから、

いびつなところはあるけれど、

私にとっては大切な大切なものになった。

そんなオーブンがある場所だから、

前よりずっと愛することができるようになった。

前よりずっと、絶対オープンさせてやろうと思った。

ありがとう。みんなほんとに。








さて、リミットはあと2ヶ月。

走るのは得意じゃない。

でも、

どこまで歩いていけるだろう。


Wednesday, November 16, 2011

魔の11月

あれからもう一年もたったんだなぁ。
最近そんなことをふと思う。

その「あれから」ってのは、そう、ちょうど去年の11月。
私が「魔の11月」と呼んだ月。

去年の今頃、私はその時付き合ってた彼氏と別れた。
結構ショックで、立ち直れなくて、
大阪に行った。

大阪では「協力隊に行く」と言ったら、
NGOのおっちゃんから「死ね」と7回どなられた。
わけもわからず、

なんで、こんな時に、こんなこといわれなきゃなんないの!って
泣き叫んだ。

大阪から帰ったら、親から電話がかかってきて、
「パパはなにがあってもあなたのパパだから」
と言って電話を切られた。

心配して静岡の実家に帰って、両親の間に入って、
そして無事解決した。(しかも結構たわいもない喧嘩だった。)

そんなことを言ってるうちに、卒論の提出期限が迫ってきていて、
必死で書いた。

その他にも立ち上げなおしたサークルの代表やらなにやらで、やけに忙しかった。

そしてついに39度の熱をだして、ぶっ倒れた。

いつも怖いゼミの教授が、疲れ切った私をみて、この時だけは一度も怒鳴らなかった。


そんな私の一生忘れない魔の11月。

それからもう1年。

あの時はもう、泣いて、泣いて、なんかわけわかんなくなってたけど、

そんとき、私の大切な人達がいつもそばにいてくれた。


誰かは、「運が良かったな」といって笑いながらはげまし、

会社までやすんでずっとそばにいてくれた。

誰かは失恋旅行で大阪に行った私を心配して追っかけてきてはげましてくれた。

誰かは夜の公園で話をずっときいてくれた。

誰かは私に写真を撮ることを教えてくれて、世界がずっと違って見えるようになった。

誰かは遊園地のジェットコースターの上で一緒に叫んでくれた。

誰かは協力隊の訓練中にも関わらず、電話でずっと話を聞いてくれた。

依然と変わらないでうけいれてくれてたシェアハウスの仲間がいた。

卒論だってたくさん、たくさん、助けてもらった。

家のご飯がいつもの3倍おいしかった。

無理しなくていいよの声が本当にあったかかった。

誰かの作ってくれた野菜炒めが、死ぬほどおいしかった。


「魔の11月」だったはずなのに、同じくらいの、いやそれ以上の「幸せ」をもらった11月。

あれから一年。

いまだからこそ言える、支えてくれたみんなに、

私をふったその人に、死ねと叫んだおっちゃんに、

卒論にも、喧嘩してた両親にも、

心からのありがとう。


謎の電話

知らない番号からめっちゃかかってくるな、と思って、

とりあえずかけ直したら、ルワンダ人だった。

だれ?だれ?って話を聞いていたら、

Ste. Marie という私が教えている学校の生徒からだった。

なぁに?ってきいたら

just I miss you 

だって。

えへへ。

なんだよ。

うれしいじゃんかよ。

かわいいなぁ。



Sunday, November 13, 2011

それでもいいんだよって。

そのまんまでも、いいんだって。

逃げたっていいんだって。

そうして見えてくるものもあるんだって。



あの人がそうやって言ってくれるなら、

もうちょっと逃げずにむきあってみようって、

本気でそう思えちゃったりするんだから不思議。


Friday, November 11, 2011

どうすれば、いいんだろう。

最近、夜になると突然涙がとまらなくなってしまうことがある。

昼間は大丈夫なんだけど、あぁこんな日が延々とあと2年も続くんだなぁなんて思うと

どうしていいのか、わからない。


今日はレストランの予定地に行って、

レストランから見えるおっきなおっきな湖を目の前に、

おおきくおおきくため息をついた。


こっからどう進めればいいんだろう。

何をどうすればいいんだろう。

全然、わからない。


あまりにわからないから、

草刈りをしてくれてるおじちゃんに、話しかける。

「一緒にやっていい?」

草刈りは思ったよりもずっと大変で

おじちゃん、色々話しかけてくれるんだけど、

もう何いってんのか、ほとんどわかんなくて、

私はますます不安になった。


結局どうすればいいかなんてわからないから、

とりあえず言った。

「また来るから。また草刈りしよう。」


帰って真っ暗な部屋をみて、

なんだか急にさびしくなった。

先週から今までずっと我慢してた涙が一気にあふれてきて、

泣いちゃだめだ、ないちゃだめだって思いながら、

目をこする。


こんな自分じゃだめなんじゃないかって思う。

みんなの頑張れって言ってくれてる思いにこたえなきゃって。

そうじゃなきゃ、大好きな人たちから嫌われちゃうんじゃないかって。


どうすればいいんだろう。



Friday, November 4, 2011

やばい。

っていうか、今更なんだけど、

お店ってどうやってオープンさせるんだろう。

何が必要で、どうしたらいいんだろう。


わー全然わからない。



場所:Avenue de la Republique,,ルワンダ

ぐるぐる。

最近の私は、正直日本に帰りたくてたまらなくて、

任地に一人ってのも、不安でたまらなくて。

気付いたら下を向いて歩く日が増えていた。


今この瞬間も、いっそ任期短縮しちゃおうかな、

とか思うくらい、自分で自分を追い詰めていたりして。


見渡せば、周りみーんなルワンダ人で、

それにちょっとした孤独を感じていたり。


だけど、最近キブイエで、

私の名前を呼んでくれる人がふえたんだよね。


ただそれだけで、もうちょっと、あとちょっと、

ここにいてもいいのかな、なんて思えたり。


同級生はみんな就職して、立派な社会人になってる。

私はこれでいいのかな

っていう漠然とした不安に押しつぶされそうになったりもする。

あー本当にこの空は日本につながってるのかな。





Saturday, October 22, 2011

むーこはちょっと進化した!

誕生日に誕生日のブログを書いていたんだけど、
すんごい長くなったので、また今度。

最近の私といえば、一つだけ、たった一つだけ
日本にいる頃より進化したことがあって、
それは、

料理が少しできるようになった

ってこと。

ここに来てから、ニョッキとかw豚カツとかw
カルボナーラとか、炊き込みご飯とか
意外と自炊している私。

昨日はまさかの、うどんを自力でうちました。

それでカレーうどんを作ってみたんだけど

意外にもやさしい日本の味がして、

なんだか嬉しくなっちゃったよ。



人間やれば出来るんだなー。

まだまだ全然できないんだけどね。

ご馳走様でした。






Thursday, October 6, 2011

あー

そんなんじゃないのになぁ

と思うことがいっぱいある。


日本にいるわけじゃないのに

日本にいる以上に日本人との人間関係が難しい。


Thursday, September 29, 2011

謎のカリキュラム

Do and Make
ex: what are you making? --- a cake
what are you doing? ----- I am doing my homework.


この国の高校2年生の英語のカリキュラムには確かにそう一言書かれていた。

カリキュラムに書かれているってことは、次の授業で私はきっとこれを教えるんだろうけど、

とか思いながらカリキュラムを見つめる私。


1時間の授業のためのヒントになるのはこの3行だけ。

カリキュラムはこんなんだし、教科書もない。


あとは、私の想像力と妄想力、そして、いきおいに全てが懸かっている。


ってゆうか、Do と Makeって そんな分かりにくい動詞だっけか???

確か、Doが「する」でMakeが「作る」で・・・・・。こんなん日本じゃやったことないしなー。


ちょっとずつ、ちょっとずつ、考えてみる。

そんで、急に気付く。

あぁ、そうか!キニヤルワンダでは、両方ともGUKORAっていう動詞なのか!

だから、この国の人には、この違いが分かりにくいんだな!!


一つの言葉を教えるのにも、

日本人の感覚じゃ全然ついていけないところがある。

なんでこーなの?って思いだして、それでルワンダ人の立場にちょっと立って見て

初めてわかることがあったりする。


難しいな~。教えるって。

ま、結局、みんな既に、Do とMake の違いくらいもうすでに分かってて
(そりゃ高校2年生ですもんね)

その授業、私は玉砕したんだけどさ(涙)


Friday, September 23, 2011

学校の先生になりました。

ブログを読んでくださっている皆様。

お久しぶりです。今日も任地キブイエから、むーこです。

インターネット環境の悪さに嫌気が差し、ブログの更新を怠っていました。

しかし、最近、なんでブログ書かないの?というリクエストの声が、

殺到したため、(してない)、ひさしぶりにめんどくさいインターネットに耐えながら

書いてみたいと思います。

というか、書かないと、生きてるの?って心配されるようなので、

これはもう、趣味というより、義務ですね笑。


はい。そうです。皆様もお察しの通り、私は生きています。

最近あったことと言えば、「学校の先生」になりました!!

今のところ私の活動はレストランと先生って感じです。

のらりくらり時にばたばたやっています。


そう、それで、近くにあるSte. Marie Kibuye という学校で、週に2日、英語の授業をもたせてもらっています。


実は、中学校の頃、私の夢は英語の先生になることでした。

そして高校生の頃の私の夢は途上国で先生になる、ことでした。


思いがけず、夢がかないました。

ルワンダで英語の先生、やっています。

あまりにも突然だったので、ちょっと拍子抜けしましたけどね。


それで、昨日、初授業がありました。

正直、上手くできたところも、できなかったところもありましたが、

一言でいうと、すっごくすっごく楽しかった。

私の言葉に生徒が反応して、生徒に私が反応して

っていうライブ感がたまんないw

生徒と一緒に楽しい授業、作っていけたらと思います。




不思議だな、と思います。


たりないことは多々あれど、10年前夢見た自分が、今確かにここにいるから。


そして、今は違う夢を追いかけていたりする。

もしかしたら、10年後の私は、また違ったことを追いかけているのかもしれない。

だけど、「今の自分」になりたかった「過去の自分」に馬鹿にされないように、

私の「今」を、丁寧に、丁寧に踏みしめてあるきたい。

そんなふうに思っています。

私にこんなチャンスをくれてる全ての人に。


ありがとう。

Thursday, September 1, 2011

近況

ここにきて2ヶ月。

考えてみれば、あまり現状報告をしていなかった気がします。


なので、今回はまともに現状報告をしようかな、と。


ここ、ルワンダにもだいぶ慣れ、最近の私が何をしているか、というと

ここ、任地キブイエにレストランをオープンさせようとしています。

一緒にパートナーを組んでいるDEOというルワンダ人は、

とっても優秀で、私が彼から学ばせてもらうことばかりです。


「途上国にカフェを作る」が夢の私ですが、

彼となら、また一歩夢に近付けるんじゃないかと思って今、動いています。

とか書くと、かっこいいんだけど、実は不安ばっかりで。


お金どうしよーとか、彼の役に立ってるかなー、とか

どうやってこの地域とそこを結び付けていこうとか、

料理は何をだそうか、とか

どうやったらお客さんは喜ぶんだろう、とか

どうやって、私の気持ちをDEOに伝えようか、とか

悩み事の連続。


私はね、ここキブイエに来てくれたお客さんにも、ここキブイエに住んでいる人にも
愛される、そんな場所をつくりたい。

そのレストランに行くと、いろんな人が繋がれる、そんな場所にしたい。

そっからいろんな世界が見える、そういう場所であってほしい。


できるかな。私にできるかなぁ。

しっかりしなくちゃ、と思う。


ゆりこは僕のビジネスパートナーなんだ

と他の人に言ってくれた彼の言葉に、私はすこしでも答えたい。

Thursday, August 25, 2011

いのち。

私がなんにもしなかった昨日、
どっかで、誰かがないていたりする。

私がくだらないことで、愚痴をいっていた昨日、
大事な友人が命を落としていたりする。


そんな現実感のない現実が自分につきつけられた時
私は自分の無力さを知る。

Tuesday, August 23, 2011

夢のかたち。

夢はなんですか?

と聞かれたら、途上国にカフェを作ること。

と、真っ先に答える。

そんな一昔前の私。


今、夢はなんですか

と聞かれたら、

ちょっと違う感じで答える気もする。


誰かの夢を一緒にかなえること。


ちょっとずつ、ちょっとずつ

誰かの夢が、私の夢になって

私の夢が、誰かの夢になって。


そうやって夢をカタチにしたいな。

Friday, August 12, 2011

なんにもしない。

久しぶりに、静かな一日だった。

明日はもう絶対早起きなんてしない。

昨日の夜、心に誓った。


ここにきてから約1か月半。

思い返せば静かな日がなかった。

なんにもしないで、ただ、ただぼーっとするみたいな。

毎日誰かが周りにいて、

毎日違う言葉を聞いて。

毎日新しい出会いがあって。

充実してた。


そうなんだけど、今日なんか突然、

あー、もうダメだ。

ってなって。

家から一歩も出なかった。

そしてただひたすら寝た。

別に寝不足でもなんでもないんだけど。


こんなんでいいのかな。

ちょっとした罪悪感を抱えながら、

長い、長い昼寝をしてたら、

大好きな人が夢に出てきて、

そのまんまでいい。

そんなことを言われた気がした。


自分のペースで一歩一歩。

こんな日があってもいっか。


今日も明日もゆっくり急ごう。





Sunday, August 7, 2011

Fall in Love with Kibuye

私、この街に決めた。

魔女の宅急便の中で、キキがそんなことをいいますね。


思わず、そんなことをいいたくなる街、キブイエ。

私の任地です。

車に揺られること3時間。


山を登って登ってちょっと下って。

そしたら、突然どかーんと湖が。


そう、私の任地キブイエは、

山と、でっかい湖に囲まれた村。

ルワンダで数少ない、魚が食べれる村。

小高い丘を湖が取り囲む。

点々と家が立ち並ぶ。


人が笑う。


そんな村。




私、この村に恋をしました。














また写真アップします。


とりあえず、インターネットがありません。

Tuesday, August 2, 2011

もうすぐ

もうすぐ、任地に行きます。

私の任地、キブイエは、

湖のほとりにある、それはそれはきれいなところなんだそうな。

みんなが、あそこは本当にいい場所って言ってくれます。


そこでこれから2週間たった一人。

右も左も分からない。

2週間後には唯一同じ任地の

先輩隊員の関さんが、旅行から帰ってきてくれるらしい。


今はちょっと心細かったり。

でも、日本人がいない、ということは、

そこの人に沢山助けてもらう

チャンスだから。

沢山ルワンダ人にお世話になって、

キブイエを大好きになりたいと思います。


わくわく。



Friday, July 29, 2011

Design yourself








真っ白な画用紙にペンを取り出して夢を描く。

デザインするって大事だと思うんだよ。

ものも、自分も、生き方も。


場所:ルワンダ

Wednesday, July 27, 2011

iPodの話。

昨日、iPodをすられた。

だから、私は今日、音楽を聞けなかった。

そしたら、別の音が聞こえて来て、

誰かが私の名前を読んでた。


となりのあの子が私の名前を覚えてくれて、

近寄って来てハグをする。


今日はどうだった?

元気?

たわいもない会話をする。



iPodなくして、何かを拾う。


あぁ。ほんと私は運がいい。


さよなら。私のiPod。

今までどうもありがとう。



場所:ルワンダ

Tuesday, July 26, 2011

日常茶飯事のあり得ないこと。

日本ではありえないことが、この国ではあり得る。



今日、教室の水道管が爆発した。

昨日、夕飯がピーナッツだった。

朝、ゴキブリが、私の頭の上をはっていた。

今朝、iPodをすられた。

道端のおっちゃんが、私にジュースをおごってくれる。

バスにのってる女性の4割はかつらだ。

ストレートの髪型の99パーセントも絶対かつらだ。

おしゃれな人ほどかつらだ。。

トイレが流れたら超ラッキー。今日一日頑張れる。

っていうか、水洗ってだけで神。

30分の遅刻は遅刻とは呼ばない。

先生が楽しそうに授業中に日向ぼっこしている。

語学の授業で作詞、作曲する。

教科書は最後の週になってやっと配られる。

道をあるくと3歩に一回は話しかけられる。



世界が100人の村だったら、

98人くらいの生活は、きっとこんな感じ。


別に不満が言いたいわけじゃない。

それで、いいじゃないか。

今日もこんな感じで世界は周ってる。


そう思ったら、自分の常識なんて、すごく当てにならないんだよ。

って、そういう話。

場所:ルワンダ

Friday, July 22, 2011

捨てられないものなら、捨てる覚悟で。

がんこなんだ。

だから、譲れないものは譲れない。


でもそのもの一つ、守れるなら、

他のものは何だって譲るよ。








猫になりたい。

Wednesday, July 20, 2011

友達からの大事な言葉。

「自分らしくいることと、自分のしたいこと。

これに立ち戻った時、ゆりこは強いんだったね。

周囲の雑音を無視してでも、

やりきったといえる二年を

僕に見せてください。」


ずかーんと響きました。ありがとう。





Sunday, July 17, 2011

開いてるドアの話






君に会いたいよ。と思ってドアをあけたの。

そしたらさ、ルワンダの綺麗な花が咲いてた。


君はそこにはいないんだけど、

そこには別の素敵なものがあって

これを見る為だけにでも、

今日もドアをあけようよ。



昔、私の学校の校長室のドアは、いつもいつでも開いていた。


いつ、誰が来てもいいように。


開けといたら、誰かが悩みを話しにやってくるかもしれない。

開けといたら、通りすがりの誰かが、挨拶してくれるかもしれない。

あなたと、目が合うかもしれない。



だから私は、あの部屋に入っていけた。

だから私は、なんか安心して学校に通えた。




そっから出なくたっていいんだからさ。

誰かがそこに入ってくるのを

誰かがそこを通るのを

今日もドアをあけてまってる。





場所:ルワンダ

石鹸作りの話。






もう訳がわからなくなって、とうとう日本語でルワンダのおばちゃんに話しかけた。


おばちゃん、布はこうやってきるんだよ。

あー、あーそれでっかいって。

おばちゃん、ボンドはみでてる!!

おー!!めっちゃうまい!さすが、さすが!

にぶじーざ。にぶじーざ、ちゃーね!


最後の一行だけルワンダ語。

もう、めちゃくちゃ。

ルワンダの村で、私はおばちゃん達と向き合っていた。

先輩の隊員の人が活動してる所で、

活動のお手伝いをさせてもらっていた。


石鹸作り。168個。

3日後までに完成させなきゃ、ならない。


一個1000フランで売るから、合計168000フラン。

走り出しのこの協同組合にとっては、大事な収入となる。


はず。




でもさ、ふと周りを見回すと、


焦ってんの私と先輩だけなんだよね。


おばちゃん、手に石鹸もったまま、踊ってんの。歌ってんの。

その辺に寝っ転がってんの。



いい商品を作りたい。作らなきゃならない。

だから、作業はできるだけ効率良くして、

汚い商品はやり直して。

そんなこと考えてんの、多分私と先輩だけ。

こんな時ふと、昔、マザーハウスの倉庫で検品作業してたことを思い出す。


普通にバングラデシュからきたバッグがそこにあったけど、

あのクオリティーだすのって相当すごいな。

とか思う。

仮にビジネスとして、世界中の石鹸と対抗できる石鹸作るのなんて、

今、この状況を目の前にすると、不可能にすら思える。


でもさ、私なんか、それも悪くないと思ったよ。ちょっと。

おばちゃんたち、なんか楽しそうなんだもん。

ルワンダには、ルワンダのやり方があって、

それで、おばちゃんたち、あんな風に笑うんだから、

別にそれも悪くないじゃんって。

それを私の基準に合わせる権利、私のどこにあるんだ?って。


でもやっぱり、それだけじゃ、だめなんだよな。

それだけじゃ、この石鹸、売れないもん。

この石鹸うれたらさ、おばちゃん、家に水を引けるかもしれないし、

電気のついた部屋がもう一部屋増えるかもしれない。

夕食のおかずが一品くらい増えるかも。

それにさ、買ってくれる人の期待には答えたいよな。

とか思ったりしだして。





難しいなぁ。

そう簡単に、答えはでなそう。

場所:ルワンダ

Friday, July 15, 2011

追いたい背中。

追いたい背中を追っている。







今日も明日も明後日も。



近いようで遠い。遠いようで近い。


いつも、きっといつまでも私の3歩手前。

Thursday, July 7, 2011

キニャルワンダ

ルワンダでは主に3つの言葉が喋られている。

最近公用語になった英語、昔使われていたフランス語、
そして、この国の言葉、キニャルワンダ語。

今、私はここ、キガリで、キニャルワンダ語を学んでいる。

この言語、なかなか厄介で、
動詞が6段活用する上に、
なぜか動詞の中に主語がはいってたりする。

しかも、名詞が変わるとそこに続く動詞とか、
形容詞とか、疑問詞とかがさらに、16段活用する、
という、考えただけでも恐ろしい言語である。

うん。正直この暗号のような言語に毎日向き合うのは、
結構辛いw

フランス語をやっていた時、フランス語って大変だなーとか思ったけど、
いや、フランス語、簡単だったわ。

難しいとかいってごめんなさい。

正直、もうやだって投げ出したくなっちゃうんだけど、
英語で別にこまんないんだけど、
でも、この国の人が、私がキニャルワンダ喋ると、すごい嬉しそうに笑う。

そうやって、この国に入り込んでいきたいから、
やっぱり逃げずにやってみようと思う。








場所:ルワンダ

Tuesday, July 5, 2011

二時色バス

バスが、ルワンダの丘を進む。

窓際に座った私は風に揺られて、音楽を聞く。

軽快なリズム

通り行く人

四角いお店、

街並み。

柔らかな日差し、

吹き抜ける風。

あ、隣の子が笑った。

日曜、午後2時。




この瞬間が、好き。




2週間たちました。ここに来て。

色んなことがありました。

色んな人に会いました。

色んなことを考えました。



このバスの中。

ゆらり揺られてふと思う。




一人じゃ、ないんだなぁ。




今使ってるケータイ。

新しい連絡先。



日本から持ってきた昔のケータイ。

馴染みの連絡先。



両方しっかり握りしめながら。

場所:ルワンダ

Wednesday, June 29, 2011

花のように美しく力強く。







ルワンダに咲く花は、すごくすごくきれい。

ここで17年前に悲劇があったっことがうそのように、

ここには綺麗な花がさきます。

人もそう。

いつかの悲劇が嘘のように、

輝く笑顔がここにあります。


今日は、外務省でお話を聞いてきました。

外務大臣は素敵な女性の方で、

力強くいいました。

「もう、この国には民族など存在しない。

ツチでもフツでもなく、

私達は人で、一つの文化をもち、同じ国で生活している。

同じものを食べ、同じ歌を歌う。

17年前の虐殺は悲劇だったが、それがあって今がある。

その上に今がある。」


虐殺について語ることはタブーとされるこの国で、

かなり詳細まで語ってくれました。

この国の未来に、力強さと可能性を感じた瞬間でもありました。


No rain no rainbow.

雨が降るから虹ができる。



おそらくまだ完全に人が

それを乗り越えたとは言えないのかもそしれませんが、

悲しみをも力にかえる

この国の人と、

一緒に虹を作っていけるこれからが、

私はとても楽しみです。





場所:ルワンダ

Monday, June 27, 2011

もんもんとする夜。

オイルサーディンを買ってきて、ビール片手に悩んでいる。


私はこの国で一体何ができるんだろう。



同期の隊員がこんなことを突然言った。


この国、別に変えなくてよくないか。
だって俺たちがいなくっても十分幸せそうだ。


これと同んなじフレーズ、私も昔フィリピンで言った。

大学1年だった。

それから5年、実はこの疑問のちゃんとした答えがだせないまま、

今、私はここにいる。


とりあえず、私はもっと知らなきゃいけない。

もっと聞かなきゃいけない。

この国のこと。

この国の人のこと。


jicaが色んなことを教えてくれる。

ここの国の人はこうですよー

ここはこんな感じで何が問題ですよー

って。

それはすごく役立つし、知っているべきことなんだけど

今は、とにかくまだ今は、

一回そういうイメージを取っ払って、

私の目でみてみたい。

彼らの口からきいてみたい。

だから今はまず、私も、途上国に持ってるイメージとか
ステレオタイプとかどっかに棚上げして

0になってみてみよう。



だから今はまず、キニャルワンダ語、勉強しないと。

場所:ルワンダ

Saturday, June 25, 2011

私。

私が私でよかった。他の誰でもなく、私でよかった。





キガリの夜。

違った風に世界を見たら、

排気ガスに埋れたこの場所にも

オアシスがある。







るわんだふる。

恐るべしマラリア検査キット。

ルワンダにきて3日が過ぎ、

ちょっとずつ、ちょっとずつこの国にも慣れてきました。


昨日は健康管理オリエンテーションで、
マラリアの検査キットを試しに使ってみました。

これ、指にちょっと太めの針をさして血をだして、その血で検査する、

というなんとも痛い検査方法なんです。


私はもう、これが怖くて怖くて、

前日から怯えていました。


だって自分であえて怪我するなんて。


いやー!!!


でも、本当に体調悪い時には、
40度の熱の中、
一人でやらなきゃいけないわけだから、

練習しとかんと!



と思い、勇気を振り絞って、グサっといきました。


その結果。。。


その結果。。。


みんなの声がだんだんきこえなくなり、

視界が変なことになり、

世界がグルグルまわりだし、



貧血を起こしてぶっ倒れました。


たいして出血したわけじゃないんだけどねw


あーびっくりした。



やれやれ。この先どうなることやら笑。


マラリアよりも、マラリア検査キットの方が怖い私です。



場所:ルワンダ

Friday, June 24, 2011

昨日のんだビール


おいしかったー。








たまに表記がまちがってたりします。

Local beer の下に
Imported beeF (輸入物ビールが輸入物ビーフに変身!)

って書いてあったりw 昨日もほら。


Beef が
Beel filet kebab になってるw





場所:ルワンダ

ドSなシャワーの話。

さて、報告は遅れましたが、ルワンダに到着しました。

昨日はシャワーからお湯がでたことに逆にびびった私でしたが、

今朝はうちのシャワーくん、やってくれました。


あったかいお湯を浴びることが出来ると知った昨日。

調子にのってブログにそれを書いた昨日。

水シャワーに憧れるとか書いちゃった昨日。



そんなもんじゃないぜー!ここは!


とシャワーに仕返しされました。


今朝のシャワーは一歩上手。


あったかいお湯が出たかと思えば、めっちゃ冷たい水がでて、

その直後に めっちゃ熱いお湯がでて、

またその3秒後に水が、、

を永遠と繰り返しておりました。



さむいの、あっついの 、うーどっちかにしてーw



ごめんって。


ブログに書いたりしてごめんって。



昨日あったかいお湯に動揺してごめんって。


今度からはちゃんと感謝するからー( ;´Д`)

















--

場所:ルワンダ

シャワーの話

今朝、シャワーを浴びようと蛇口をひねった。

久しぶりの水シャワー。

途上国といえば水シャワー。

そんな期待をなぜだか胸に抱いてる自分がいた。

冷たいのはいやだ、とかいうくせに実は、

私はこの水シャワーが嫌いじゃない。

こういうのが醍醐味なんだ、とかちょっと思ってしまったりする。


が、しかし、

予想外にも蛇口からはお湯がでてきた。

しかもあったかいどころではない。




相当熱い。

湯気まででている。



そんな…ばかな。


あっついお湯を目の前に

私は動揺を隠しきれなかった。


感謝すべきなんだろうけど、

どこか期待を裏切られたような

そんな気持ちになった。

でも自分でもなんであったかいお湯に動揺しているのかが
わからない。

なぜ水がでてくるのを待ってるのかがわからない。


だって、お湯よ。君は今までいつだって、バングラでもフィリピンでも
でてきてはくれなかったじゃないか。



うん。とりあえず、なんかルワンダはすごい国だ。



水浴びできるその日を、ひそかに私は心待ちにしている。






場所:ルワンダ

Monday, June 13, 2011

人を愛する資格はね。

人を愛する資格はね

はやく走れることじゃない

じょうずに話せることじゃない


人を愛する資格はね

心でものを聞けること

心でものが見えること


愛を伝える資格はね

人を信じる資格はね

お金を持ってることじゃない

名前が売れてることじゃない

人を許せるこころはね

ただ我慢することじゃない

ただ目をつぶることじゃない

人を許せる心はね

心の壁をなくすこと

心で人を信じること


いつか別れがやって来て

さよならをしたそのあとも

生きて いけると誓うこと

なみだ流したそのあとで

生きて いけると誓うこと




高校の卒業式の日にみんなで朗読した詩。

5年後の私に勇気をくれたりした詩。

ありがとう。

Saturday, June 11, 2011

協力隊の訓練が終わった話。

私が、この世で一番嫌いな時は人と「別れる」、その瞬間なんじゃないかと思う。

だから、最近は、あんまり人と距離を縮めたくないなって、そう思ってた。

あんまり感情移入しなければ、さびしくないから。

でもそれは、人としてきっとすごくすごく寂しいことで、

それも分かってたんだけど、

もうこれ以上たくさんの人にさよならを言うのはいやだったから、

あんまり近づくのはやめとこう、そんな風に思いながら始まった訓練だった。


でも。


でも魅力的すぎた。


ここで出会った人たち。

全員とすごく仲良くなることはできなかったけど、

名前覚えてない人もいるけど、

でも、そんな中で、私の周りにいてくれた人が、

あまりにも素敵で、

気付いたら、「さびしいから感情移入しない」なんて

最初に決めてたルールは、

気付いたらどっかふっとんじゃって、

毎日、ただ、ただ笑っていた。


訓練が終わって、

今日、みんなに、「さよなら」をいわなきゃいけなかったんだけど、

もうきっと2年はあうことはないであろう皆を前に、

意味分かんないくらい号泣してる自分がいた。


寂しいって声をあげてないている自分をみて、

寂しさの3倍、幸せを感じていた。



確かに「別れ」はやってくる。

どんなに熱い友情にも、どんなに素敵な恋にも。



寂しいから、人を好きにならない?

裏切られるのが怖いから、入り込まない?

辛いのがいやだから、本気にならない?

怖いから踏み出さない?

なんじゃそりゃ。



別れがあるのなら、それの数だけ、またいい出会いをすればいい。

裏切られるのが怖いなら、その数だけまた信じれる人を見つければいい。

辛いのだったら、その力で、誰かを大切にすればいい。


それだけじゃないか。

そんな当たり前の素敵なことを、

協力隊の仲間から、たくさん、たくさん、教えてもらった。



これからは、全力で人を大切にしたいし、

全力で人から大切にされたい。



ところで、協力隊の訓練中にある恋愛のことを、

二本松イリュージョンとか、駒ヶ根マジックとか呼ぶんですけど、

今回は大阪だったので、「大阪シャングリラ」と呼ばれていました。笑。


私の身近なところで、10件ほど発生していたことが、昨晩発覚しましたが、

私には一件もなかったことが、

なんだか妙に切なくなりました。


女として、大丈夫かなw


まぁ、それを必要としてたわけでも、求めてたわけでもないから、

全然いーんだけどさw



テスト結果の話

頑張ったテストの結果。。。89点!!

がびーん。

あーもぅめっちゃくやしい!!超悔しい!

ほんとに悔しい!!!!!!



先生はこれでいいっていってくれたけど、

自分的には、めっちゃくやしい!!!



でも、「これからももっとがんばれよ」っていう

それだけのこと。


あーそれにしてもくやっしい!!



言いたかったなー><。。。

伝えたかったなー。


あーあーあーあーあーあーあー><





Tuesday, June 7, 2011

てすと終了。

テストが無事終わりました。

結果は明日わかるみたい。

難しかったなー><。。


でもやるだけやったから、もう後悔はないです。


あーでも怖いっ!!!

このドキドキ感。

久しぶりに高校生に戻ったみたいですw




Sunday, June 5, 2011

try try try

なんか昔をおもいだしたよ。


車でさドライブしてて、この歌を口ずさんでた。

ちょうど、だいたい一年前。


となりから聞こえてくる声がすごいきれいで。



もうあの日には戻れないな。

みんなも私も変わったんだなー。


Saturday, June 4, 2011

テスト勉強中に昼寝して、起きた時に突然考えたこと。

時が経つってすごいよなぁ。


きっと今なら、笑って許せたりするんだろうな。

昔は、彼を見るたびに、いろんな感情になったっけ。

怒りだったり、悲しみだったり、苦しさだったり、

無理して笑ってみたり。

でもなんか今は、これでよかったって、

心からそう、思えたりする。


これで、よかった、というより、こっちでよかった

そんな風に思っていたりする。


きっとそれが原因で出会ったたくさんの人に、

新しい何かを、たくさん、たくさんもらったからなんだろう。

それが、気が付いたら、今の私の、一番大事な所に、

しっかり、しっかりいてくれるからなんだろう。


時が経つと、忘れていくのではなくて、

きっとそういうことなんだろう。


ちょっとずつ、ちょっとずつ、新しい強さを、

いろんな人からもらったんだろうな。

Friday, June 3, 2011

テストのお話。

テストで95点とる!

とか言ってみたものの、実際やってみると、95点への道は程遠い。

95点ほしいってことは、つまり2問くらいしか間違えられないってことで、

今の私は、ケアレスミス大魔王。

一日の日記で、5個はケアレスミスしてる。

つまり、100点とったる!くらいの意気込みでやんなきゃ、

95点なんてとれないってこと。


なんか無謀に思えてきたぞ。(笑)

でも、こういう無謀なこと言ってる時が私は嫌いじゃない。


100点なんて無理だよって言ってるときには、

なんにも考えつきもしなかったのに

100点とれるんじゃないか?ていうか、とんなきゃって思うと

「じゃぁ、どうやったらとれるんだろう?」

に変わる。


そうすると何をしたらいいのか、具体的に見えてきて、

あぁそっか、動詞の活用を覚えなきゃな、とか

あの文法、ちゃんとやんなきゃ、とか、

ちょっとずつだけど、前に進むんだよね。



これって、すごい大事なことをテストから教えてもらってる気がするんだよね。

このテストの攻略法を考えるってのが、

夢をかなえるマニュアルみたいなもので、

どんな夢も、まず、自分が「できる」って

いや、「やるんだ」って思うことから始まるんだなって思った。


本当に「やるんだ」って思うと、

じゃぁどうすれば?って本当に考え出して、

できないって思ってることが、やる、に変わって

程遠い道のりのどっかに必ず抜け道があることを、

素直に信じられたりする。


あぁ。そういうことか。

ってなんかテスト勉強しながら考えてた。

そういえば、高校で英語の勉強してた時も、

おんなじようなこと考えてたっけ。

こういうことを教えてくれるから、「努力」って無駄じゃないんだろうな。


95かぁ。できるかどうかはわかんないんだけど、

でも挑戦する価値は十分にありそう。




Thursday, June 2, 2011

たくさん話した話。

今日は、久しぶりに人とゆっくり話をした。


協力隊の話から、人間関係の話、失恋した話、「死ね」って7回叫ばれた真の11月の話、
恋愛の話、私の周りにいる素敵な人達の話。

いろんな話もきかせてもらった。いや、おもに私がしゃべりまくった気もする。
ごめんなさい笑。

私はでも、こういう会話が好きだ。

自分の心の奥にあることを、ゆっくりゆっくり話す、
そういう、時間がすごく好き。

極端だけど、人に合わせて適当にもりあがる感じの会話はあんまり好きじゃなかったりもする。

こうやって、少しずつ少しずつ、ゆっくりゆっくり、人を知って
ゆっくりゆっくりできていく、そういう関係がすごく好き。


Monday, May 30, 2011

同じ話。

いいなぁ。


素敵な人のお話。

「素敵な人」について、まだ毎日もんもんと考えています。

いいかげん、素敵な人がなんなのか、わかってもよさそうでしょ。

でもね、それが、ぜーんぜん、わかんないの。


あれも、これもって思うから、ぜーんせんまとまんないわけ。


ただ、一個ちょっとわかったことがあったので、

メモしとこうかな、と。



少なくとも、「素敵」なことを「素敵」と思える思いは「素敵」ってこと。


多分この世の中には「素敵」があふれています。

時にその「素敵なものたち」ってのは180度真逆のことだったりもします。

白を素敵と言う人もいれば、黒を素敵と言う人もいるってことです。

しかもグレーが素敵だったりすることもあるってことです。

だから、どれが素敵かなんて、決めるの多分無理なんですw


だけど、素敵だなーって感じる、その瞬間のその気持ち、

いっぱいいっぱい持てる人になりたいんです。

つまり超優柔不断になりたいってことなんですw

「もうどれも素敵すぎて、困る~><」っていう感じの。


そうやって自分の中の「素敵」の幅を、ぐっと、ぐぐぐっと、

大きく、広く、ふかくしてきたい。


「これのね、これがね、もう、ほんとに素敵でね」って、

うさんくさい笑顔で、でも本気で語れる人間になりたい。

誰かの「素敵」を自分の「素敵」のように自慢できる人でありたい。

たくさんの「素敵」たちを、大事にできる人でありたい。



そんな風に思った週末でした。


さて、今週からはテストにむけてお勉強です。

高校生以来のテスト週間ってやつです。


なかなか、頑張ることが苦手なわたしなので、


ここで、地味に宣言しておきます。


もしも、95点以上とれたら、

伝えたい言葉を伝えたい人に、伝えたいだけ伝えてから

ルワンダに行こうと思います。


もしも、取れなかったら、そういう気持ちはぐっと胸にしまって

一生口にしないでおこうと思います。


いや、普段から言いたいこと言っとけよって話なんですけど、

なんかそうもいかないこと、あるじゃん?この世の中。

ということで、がんばりまーす。

Friday, May 27, 2011

この歌をきいてると


なんだか幸せな気持ちになる。

「好き」って気持ちは世界で一番シンプルな気持ちなんじゃないかな。

だからなんか、すがすがしいよね。


Thursday, May 26, 2011

マザーハウス=元彼って話

さて、協力隊訓練も、終盤にさしかかってきました。

もう終盤になったにもかかわらず、これまで、フランス語のこと以外、

特に訓練について書いてないってのも、なかなか驚きです。


まぁ、そんな私です。マイペースにいきます。


今日は、村落開発普及員の勉強会ってのがあって、

そこで、

「マザーハウス~援助でも施しでもなくってビジネス!!」

というタイトルでプレゼンさせていただきました。



いやぁ、今週、忙しかったんですよ。ほんとに。


来週に迫るレポート提出×4つ。

フランス語での1時間のプレゼン。

日々の宿題。

文化祭の練習。

文化祭委員のミーティングと提出物。

そして土曜にせまる、スピーチの練習。

そしてそして、「マザーハウス」についてのプレゼン。



なんじゃこりゃ。ですね。

特に前半3日は死にそうでした。


まぁ結果死なないわけだけども、

なんていうか、精神的にダメージをくらいました。


でも、今日6時半、私のそのダメージが最大化したことは、間違いないでしょう。

眠気なんてふっとびました。


必死に、必死に、マザーハウスのプレゼンを作っていたんです。

したらね、

プツっと、切れたんですよ!パソコンが。

意味もなく!!!


で、私の努力の結晶が、飛んで行ったわけです。どっかに。


もう、悲しくて悲しくて。


おもわず、空を見上げました。



でもまぁ、結果的には、それでよかったんですけれど。

変に準備するより、写真と即興で作りなおしたパワポで、

自分の言葉で、マザーハウスを伝えられたことが、

すごく、すごくよかったです。


あーこんなこと、思ってんだなーとか

こんな風に考えてたんだなーとか、

こんな影響をもらったんだなーと

言葉を発するたびに、私が気付かされてました。


それで、今でこそ、思うんですけど、

私にとってのマザーハウスは、「いつまでたっても忘れられない元彼」

みたいな存在なんです。


乗り越えたいけど、乗り越えて忘れていくにはさみしすぎる。

なんかくやしいから、もっと素敵になって、いつか見返してやろうと思う。

でもやっぱり素敵だから、ずっとずっと、覚えていると思うし、

たまにあったら、絶対意識しちゃうと思う!

これから先も、きっと影響を、直接なり、間接的になり、くれるんだと思う。

色々、思うことがあっても結局は好きで好きでたまらない、

気付いたら、私の心の奥にいる

そんな元彼みたいなやつ。



あーいつか超えたろ!

たとえ今は無理でも、絶対。私のやり方で、私の力で。


あ、結局訓練の話してないじゃん!

Monday, May 23, 2011

猫になりたい。

前の日記に、「素敵な人」になりたい、

と書いたものの、私が本当になりたいものは、「素敵な人」ではなく「猫」です。


あんなふうに、自由になれたら、いいんだけどなー。

あんなふうに、都合良く可愛がってもらって、

好きな所いって、まるくなって寝て、

ひなたぼっこして。


超自由なくせに、ちょっと生意気なくせに、

なんか、かわいがっちゃう、

にゃーとか、なかれて、すりすりされたら、

まーいっか、しょうがないっていって、なでなでしちゃう、

そんな猫に、なりたいよー。


猫缶たべたいよー。

Saturday, May 21, 2011

私が暗いって話。

ざざっと自分のブログを読み返していたら、

暗い日記がこんなにもあるんですね。

自分があまりにもネクラでびっくりしました。笑。

そんなこと、ないんです。といいたいけれど、

どうやら、認めなければならない事実のようです。


だから、全体のバランスも考えて、たまには明るい日記が書きたいです。



さて、第一印象のわるさには定評がある私ですが、

第一印象が、どーのこーのっていうのは後々なんとかするとして、

最近、素敵な人になりたいなーと思っています。



理由は色々ありますが、

1つ目は、最近、すごく素敵だなーと思う人にたくさん出会うから

2つ目は、追いつきたいなーと思う人がいるから

3つ目は、人を傷つけてしまったから。



1つ目ですが、

ほんとに最近、みんな素敵なんです。

その人達の素敵なところに出会うたびに、そういうのをまねしたいなーって

思うことがいっぱいあって。

自分と比較してどう、とかではなく、

そういう人の素敵なところにもっともっと出会いたいんです。

そのためにはすてきな人に私もなろう。と、考えています。


2つ目ですが、

追いつきたい、と思う人がいます。

追いつきたい、というとなんかちょっと違う気がしますが、

この人みたいにものが見れたら、相当世界はたのしいんじゃないか、

そう、思えるんです。

だから、とりあえず、追いつきます。


3つ目ですが、

最近、人を傷つけてしまいました。

だから、今度はもうちょっと、もうちょっとだけでも

人にやさしくなりたいな、と思うんです。


昔、聖心で歌っていた聖歌にこんなのがあります。


「水はつかめません。

水は包むのです。

指をぴったりつけて、そーっと大切に。


水の心も

ひとの心も

水の心も

人の心も。」


地味にいい歌なんです。笑。


心はつかむんじゃなくて、

包むんですね。

そういう、やさしい、やさしい人になりたいです。



ということで、今日から、

素敵な人になろうと思います。

(なんだか、まとめ方がひどい感じになってますが。)

そして、また、どことなく暗い日記をかいてしまいました。


Thursday, May 19, 2011

Tuesday, May 17, 2011

サークルの話。

昨日、私が復活させたサークルの後輩から、電話がかかってきて、

「終わりました。大成功です」

っていう報告をもらいました。


うれしかった。あーうれしかった!

後輩が、参加者がこんな風によろこんでましたって話をしてくれて、

その参加者の言葉が、昔自分がイベントを作っていた時と同じようなSISらしいものだったから。


うれしすぎるので1つ紹介。

とある留学生が、

「私はこういうことがしたくて日本にきたの」

と言ってくれたんだそうです。

その子は夜、日本人の女の子たちとガールズトークをしてたんだそうです。

日本語で。

「今までは輪の中にいる気がしなかった。言葉もわからないし、

でも英語にするのはちょっと。。。でも、SISでは、

何をしてても、私はお客さんではなかった。

私は初めて、輪の中にいることを実感できた。」


って。


実にSISらしいじゃないですか!!


みんな初めて出会うのに、

どの国から来た人にも、

どんな人にも、居場所がある。

それが、あーSISだったなーって、

思い出しました。



後輩やるなぁー><!!



ちなみにこの後輩も留学生で、最後にとっても素敵な言葉をくれました。


Thank you. I am so happy that I share this SIS with you.
                                            This feeling, this is the gift that you gave me.


いやほんと、ちょっと勇気だして、やってよかった。

これからも、みんなの心の中にも、現実世界にも、ずっとずっと続いていってほしいな。

Monday, May 16, 2011

大好きな人達の話。

どうやら私の人生は、

人とはちょっと違った経験が多いらしい。


それを嫌う人もいれば、好んでくれるひともいるけれど。


幼稚園でした、山村留学から始まり、

女子中、女子高、女子大に行き(合計10年!!!w)

奇妙な山の中での寮生活を経て、

サルになりかかったものの、

ちゃんと大人になり、

フィリピンにいったり、

バングラにいったり、

モハメドユヌスに会えたり、

北極で泳いだり、なぜか、ノルウェー皇太子と北極で1時間温暖化を語り、

マザーハウスで働いたり、

男だらけのシェアハウスに住んでみたり

カナダを横断してみたり、

アフリカにいくとか言い出してみたり、

それが原因で、どっかのNGOの人に「死ね」って失恋直後に7回叫ばれて
大ゲンカしてみたり。

会いたいと思った人が、次の日には目の前にいたり、

TVの中の世界の人が、ある日、思いもがけず、目の前にいたり、

もう会えないと思った人が、すぐ近くにいたり。


そりゃ、やなこともあったさ。

悲しいこともあったさ。



でも、


うん。一言で言うと、やりたいほうだいってやつなんじゃないか?


だけど、振り返ってみると、いつも思う。


これ、できたの全部私の力じゃないぞ。って。


いつも、そう、いつも誰かが、

必ず、私のそばにいて、

私に力を貸してくれている。


いつも誰かがちょうど、タイミングのいい時に、

ひょこっとあらわれて、

私に必要な言葉をくれる。


いつも、私を叱ってくれる人がいて、

いつも、私を支えてくれる人がいて、

いつも、私に刺激をくれる人がいて。


自分ひとりで、できたことなんて、

今までたったの一つもない。


たまに、なんで?って思うんだ。

なんで、私はこんなにも、こんなにも周りの人に恵まれてるんだろう。

なんでみんな、私を助けてくれるんだろう。


朝起きるのは苦手だし、

だらしないし、テキトーだし、

人づきあいとか、あんまり得意じゃないし、


でも、なんで私の周りには、こんなに素敵な人達が、

いっぱい、いっぱい、いるんだろうって、思うんだ。


まぁ理由はよくわかんないけど、

そういう人が、私に与えてくれてる力を、

私は、ちゃんと使わなくっちゃいけないなぁと、


どういう形になるかわからないけれど、

ちゃんと私の生き方で恩返ししなきゃなぁと

最近ほんとに、ほんとに思う。


きっとこれが「有り難い」ってことなんだな。



Thursday, May 12, 2011

親友に勇気づけられた話。

今日は親友に電話して、

今なんか辛いんだよーって話をしたよ。

そしたら、思いっきり笑われて、

「そんなに別れがつらいのに、それでも行こうとするむーこさんは本当に頭がおかしいな。
おれだったら絶対日本にいるw」


って言われたよ。


文字にするとなんだかすごく、冷たい言葉に見えてしまうけど、

私には、この言葉がすごくあったかかった。


だから

「そうだよね。。ほんと、頭おかしいよねw」


って言いながら一緒に笑ったんだけど、

変に、「がんばれ」とか言われるより、ずっとずっと救われたよ。


行く理由を並べたてられるよりも、応援されるよりも、

なによりも、あったかかったんだ。


そうかーそれが私か。って、思えたから。


「でもオレはむーこさんが、アフリカ行くような人間じゃなくたっていいんだ。
今すぐ帰ってきたっていいよ。」


って言ってくれたことも、すごくうれしかった。

ま、だからといって帰るわけじゃないけど。

でも、私を私として受け入れてくれる人がいることが、

あったかいなぁって思うんだ。


そういう人がいるからさ、

今日はたくさん笑顔になれた。


そういう人がいるからさ、

明日からも、頭がおかしい私でいこうと思える。


ありがと。

写真の話2

そう。それで、なんでカメラを買っちゃったのかって、話。


去年の10月頃、私は早稲田祭にいて、

友達が写真展をやるっていうから、見にいったんだ。

そしたら、そこにあったんだよ。


すごくすごく透き通るような写真が。


思わず、立ち止まって、ずっと、ずっと見ていた。

もう釘づけ。


確か女の子が、せつなそうに空を見上げている写真。
http://kenjiokabe.com/


ふわりとしていて、きらきらしていて、でもどっか悲しい感じのね。


この写真をとった人には、世界はこんな風に見えるのかーって

思って、

うわーいいなぁって思って

なんとなく、その人に会ってみたくなったんだよね。



そしたらある日、その人が、

そうまさに、その人、本人がさ、

目の前にいた!!っていう。笑。



いつもの大学の帰りに、いつも遊びに行っていたシェアハウスに立ち寄って、

ただいまーってドアを開けたら、

全然知らない人が、

奥の部屋の蒲団の上に体育座りをしていたの。

首からカメラをさげて、

手には水ヨーヨーを4つも持って。


それはそれは異様な光景だったよ。


「あ、むーこさん、この人が例の写真をとった人ですよ」

って、友達が言ったんだ。


それが、はじまり。


私はその日、その人が持ってるカメラをのぞかせてもらったんだよね。

そしたらさ、全然違うの。

世界の見え方がさ。


わくわく、どきどき、するんだよ。




だから無理矢理その人に頼みこんでさ、カメラを買いにいったの。




その当時、元彼にふられたばっかの私には、

涙のせいなのか、気分のせいなのか、

世界がかすんで見えていたから、

カメラをのぞいてよく見たら、

この世界には光もいっぱいあるんだって、気付いたの。


そう思ったらもう、楽しくてさ。


あともう一つ、面白いなと思ったのは、

あの写真のとおり、その人も、透き通った人だったってこと。

だからさ、素敵な写真を撮る人は、

素敵なひとなんだと思うよ。

写真を好きになれるなら、

それをとった人のことも好きになれると思うよ。




とりとめもない話になっちゃったけど、

それからずーっと、写真を撮るのが好きだって話。

(決してうまくはないけどねw)


いつか、あんなふうに写真がとりたいな。

次回はウクレレの話でもしようかな。

写真の話。

3年くらい前に、仲の良かった友達がいて、

ある日、彼が一眼レフを買ったんだよね。


楽しそうにカメラをのぞきながら、

「ねーねー、むーこさんはなんで写真ってとると思う?」

とか聞いてくるもんだから、

真剣に考えてみたんだよ。


当時の私には全然わかんなかった。


そんでもって、彼がこんなことを言ってたんだ。

「オレは今この瞬間を覚えておきたくてとるんだ。」

って。

いつか見たときに、「あー、この時、こんな気持ちだったな。誰といたな」

って思いだすんだって。


でも、その時の私にはやっぱり、わかんなかった。


それから、2年後、私は一眼レフってやつを手に入れた。



ときどき、彼のことを思い出す。

今なら、言ってる意味がよくわかる。


きれいな写真がとりたい、とか

いい写真がとりたいとか、

確かに思うんだけど、

でも、ほんとうはそうじゃなくて、


私は、私にとって写真は、

きっとそう、昔、友達が言ってたみたいに、

「その時」しかない思いや記憶や、風や色を

映し出すもの。



私がどんな風に世界をみて、モノをみて、人をみてるかわかる、

そんなもの。


まだまだ、始めたばかりなんだけど、

これからも、ずっとずっと、そんな時間を大切にしていきたいとおもうんだよな。



Tuesday, May 10, 2011

選ぶ。

ブログを書くと、なんかどうも、暗くなる。

ちょっと嫌なんだけど、でも前向きすぎるのは、私らしくない気がするから、

このまんまでいいや。


昨日の夜は涙が止まらなかった。

勉強を終えて、部屋に帰って、ベッドに横になって、天井をながめていたんだ。

そしたら、急に、いろんな気持ちがでてきて。


寂しさとか、せつなさとか、でも、アフリカにいきたいんだ、とか。

それを決めたのはまた、自分だから、

いいわけもできないって思いながら。


そんなこんなで30分ほど泣きじゃくっていたら、

昔、マザーハウスでインターンをしていた時に、

副社長の山崎さんが言ってた言葉を思い出したよ。


山崎さんは、私にこんな風にきいたんだ。



「あなたのその、やりたいっていうものは、大切な人を失ってでもやりたいものなの?」



それで、私は、「多分・・・」ってそう答えたよ。


「それはつらいぞ。」


って山崎さんはそう言っていた。



そんときは、全然わからなかったんだ。

山崎さん、なんでそんなこと言うんだろうって思っていたの。


で、昨日、まさに昨日。

心の奥で、また聞かれた気がしたよ。


「今君はどっちを選ぶ?」

って。


「別れは辛いぞー。それでも君はイエスと言うのか?」

って。


考えすぎかもしれないけど、

つまり、そういうこと。


この先、きっとこんな風に、せつなくなることがいっぱいあるぞってこと。

その時に、ぶれぶれな自分に、何回も問いかけてみるんだろう。


それでもYESか?


それが、選ぶってこと。

つまり昨日私は、また、選び直したってこと。


答えはYESだ。


さびしいけどさ、まぁなんとかなるよ。

さびしいけどさ、大丈夫だよ。


また、前に進もう。

好きな空。


悲しくなったら、空を見上げて。

ブログがなぜか更新できないから、今日は写真で。昔、こんな風に飛んでいけたらな、と思ってとった写真。

Monday, May 9, 2011

別れ。

「夢を絶対にあきらめない私のブログ」

そう大々的に?ここには書かれているけれど、
たまに不安になる。


正直に言えば今私は、アフリカに行きたくない。

もうやめたくなる。

なんでかって?

それくらい、自分の大切な人達に会えなくなるのが
嫌だから。


え?そんな理由?

っておもった人もいるだろうな。


でも、私、超マジです。


今週末東京に帰ったわけなんだけれども、

久しぶりにあう人達が、
もう、いとおしすぎて、好きすぎて、
本当に本当に離れたくない。


もういっそっやめたろか!と勢いで思ってしまいそうで若干怖い。


「いつだってそうなの。

わかれは思いよりも先にやってくる。

それでも人は言うの。

また会いましょうって。

だから私もあなたに言うね。

また会いましょう。」


なんかのセリフにあったっけ。


正にそんな気分。


いい人に囲まれてんだな。私。

こんなに、わかれがつらいなんて。

いい仲間なんだな。本当に。

大好きだよ。

離れたくなんてないよ。



こんな思いを乗り越えて、

みんな前に進むのかな。


Monday, May 2, 2011

毎日フランス語生活。

最近、私は、訓練所でフランス語ばっかやっている。

最初は本当に何言ってるかわからなかった先生の口からでてくる暗号が、

今では、わかる。


というか、言葉に聞こえる。(少なくとも)


ここにきて1カ月。

色々考えることはあったけれども、

それでも、夢中で、語学をやって過ごしている。

というか、語学以外はほとんどやっていない。


でもたまに、村落普及員の中で、開催される、

MBAビジネス講座だったり、

ワークショップだったり、

自分のほしい刺激があることが、うれしい。


語学の方は、まだまだ、片言なんだけど、

1カ月で、こんなにしゃべれるのねwと、

正直びっくりしてるところもある。

集中するってすごいな。


気付けばあと約1カ月。

そして、2カ月後には、私はもう、アフリカにいることになる。


想像のできなさすぎる未来に、

結構な恐怖と、でも、その何倍ものわくわくがある。


でもその前に、ここにいる2カ月


なんとかしてフランス語、ものにしなきゃ。

Thursday, April 28, 2011

失敗とか成功とか

失敗とか成功とか、

そもそもそんなのないんじゃないんだろうか。

誰かにとっての失敗が、誰かにとっての成功で、
誰かにとっての成功が、誰かにとっての失敗で。

だから、つまり、そんなのどーでもいいと思うんだよな。



失敗が怖くて挑戦しないって言う、
その、あなたの怖くてたまらない、得体の知れない失敗ってやつは、
なんなんだろね?

成功したくてたまらない、
そんなあなたの追い求めるその、明確じゃない目標は、
なんなんだろね?


失敗も、成功も、ものごとを起こして発生した、ただの「結果」であって、
それ以上でもそれ以下でもない。

だから、成功だの、失敗だの、
考えて足踏みしてる、その時間の方がもったいない。

だったら、走りだそうよ。

歩き始めようよ。

どっちでもいーじゃん。成功だとか、失敗だとか。

終わってから考えればさ。



Monday, April 25, 2011

うーん

私の場合、

自分の気持ち、というものが、

自分が一番扱うことのできない最大の敵のように思えることがある。

そして、私はその、気持ちとか、感情とかいったものに、

すごく影響されやすい。


へこんでると、それ以外考えられなくなるし、

嫌気がさすと、本当に嫌気がさしてしまう。

うれしければ、本当にそれで一日にやにやしていられる。


しかも超極端。

昨日まで、我慢できたことが、(我慢のキャパは割かし広いんだけど)

何かのきっかけで、がっしゃーんと自分の中のシャッターが下りたりしちゃうと、
(しかも大抵、そこまで大したきっかけではないw)

もう、本当に、どうでもよくなってしまう。

怒るとか、泣きわめくとか、まだ、そういう努力をしてるうちは、
ましなんだけど、

なんていうか、嫌悪感みたいなのを持ってしまうと、
ほんとうに無関心状態になってしまう。


こういう自分があまり好きにはなれないけれど、

そんな自分をやめる努力をすると、

こんどはそれに疲れ切ってしまう。


なんとかならないかなー。
こういう自分。




Thursday, April 14, 2011

宣戦布告

4月1日。

みんなが社会人になったその日、私は遂にフリーターになった。

小中高大、ぜーんぶ私立にいき、親に色んな期待をかけてもらった、この私が。


その日はなんだか、とてもさびしくて、

昨日まで一緒にいたみんなが、どこか遠くに行ってしまったようで、

もう、私の知ってる人とは違うんだなーとか、

別の世界でがんばってるんだなーとか、

いろいろ考えたりした。


そして4月6日、私はここ、JICA大阪にやってきて、
青年海外協力隊のための、語学訓練が始まった。

訓練は楽しいけれど

毎日、色んなことを考える。

もし、アフリカに行かないと決めていて、
普通に就職していたら、
どんな私だっただろう。

あの人とまだ、付き合ってたかな?

あの人には出会ってたかな?

今頃、毎日会社員ってやつをやって、

いろいろ学んで、

つらいことも、うれしいこともたくさんあって。

憧れの上司とかできたりして、やりがい見つけて。


そんな中で、成長して。

そんな毎日も悪くないな。


なんて、思うこともある。


こんなにたくさんの人に一時のお別れを言う必要もなかっただろうし、

会えなくてさびしい思いをすることもなかっただろうし。


平坦な毎日の中にある幸せをかみ締めながら、

生きていけたのかな。


とかも、思ったりする。


そんなことを考えていると、

なんか、たまにやりきれない気持ちになることがある。

不安に押しつぶされそうになることがある。


だけど、忘れちゃいけないことがある。


そんな不安も、やりきれなさも、寂しさも、

全部、全部、自分が選んだってこと。

私が選んで、ここにいて、

色んなものを捨てる覚悟でここに来た。


それ以上の何かを手に入れるために。

私が私であるために。



だから、今、

きっとこの世界のどっかで頑張ってる、

私の大切な人たちと、弱くて不安な私自身に

宣戦布告だ。



絶対、絶対、絶対、負けないっ。

Saturday, March 19, 2011

さよならcolor

 
そこから旅立つことはとても力がいるよ
波風たてられること嫌う人 ばかりで。
 でも 君はそれでいいの?楽がしたかっただけなの?
  

 
僕をだましてもいいけど 自分はもう だまさないで。
 
  
 
サヨナラから はじまることが たくさん あるんだよ
  
本当のことが 見えてるなら その思いを僕に見せて
  
 
 
自分をつらぬくことは とても勇気がいるよ。
  
だれも一人ボッチには なりたくはないから
  
 
でも君はそれでいいの?夢の続きはどうしたの?
  
僕を忘れてもいいけど 自分はもう はなさないで
  
 
サヨナラから はじまることがたくさん あるんだよ
  
本当のことが 見えてるなら その思いを 捨てないで
  
サヨナラから はじまることがたくさん あるんだよ
  
 
本当のことは 見えてるんだろ
  
 
その思いよ 消えないで
  
その思いを 僕に見せて。






いい。

うん。いい。