Monday, July 30, 2012

水のこころ。

最近、人と久しぶりに喧嘩しまして。

もう、私はすごく怒っていたわけです。(こればっかりはお互い様ですねw)

なんというか、頭の中で、

ピカッ、ゴロゴロ、ドッカーンというおとが聞こえて、

目を閉じれば雷が落ちているのを容易に浮かべられる様な、

そんな気持ちになったわけです。



で、もう始めはほんとにほんとに、腹がたって、

しばらくしたら、悲しくなって、

涙が止まらなくなったんですが、

ぼーっとすること1時間。

聖心にいたころ、歌っていた、こんな歌を思い出しました。


それは「水のこころ」って歌。



「水はつかめません

水は包むのです

指をぴったりつけて、

そっと大切に。

水の心も。人の心も。

水の心も。人の心も。」




いらいらしている時って、

自分の話ばっかりして、自分はこうだ、ああだ、とか

私のことなんでわかんないのーって、そういう主張ばっかになっちゃう。



だけど、なるほど。



私はそうやって、相手の心をつかみにかかっていたわけですね。


つかむんじゃない。心は包むんでした。

指をぴったりつけて、そっと大切に。


私はそういう、「やさしい」人に、なりたいです。






















Friday, July 20, 2012

スコット・ハウエル先生。

その人はよく、カタコトの日本語で、私達を紹介してくれました。

その人はなぜだか、私達びいきで、普通の人は使えない場所を使わせてくれたりして。

ほんとに君たちは頑張ってるんだと言って、背中を押してくれました。

その人のお腹は、不自然なくらい出っ張っていて、

それをネタに、私たちは笑い転げていたけれど、


その人がもしも、いなかったら、

きっと私はあの場所に、出会っていなかっただろうし、

私があの場所に出会っていなかったら、

最高の笑顔も、理不尽だと思えるような修羅場も、

引き継がれてきた伝統にも、最高に言われて嬉しかった「ありがとう」にも

巡りあうことなく生きていたのでしょう。


ハウエル先生、あなたが亡くなったと、

聞いて初めて気付くのです。


あなたが私にくれたもの。

あなたの作りあげたもの。


今更ですが、

本当に今更なんですが、

ありがとうございました。


きっときっと、ずっとずっと、持っていようと思います。



あなたが私にくれたもの。

あなたの作りあげたもの。


ご冥福をお祈り申し上げます。





Tuesday, July 17, 2012

忘れないうちに。

最近の私。
日本に帰ってきて色んなことがありました。

まず、歯の治療。
5件くらい歯医者さんを訪ね、やっと治療してもらえることになって。
時間はかかっちゃったけど、ちょっとずつ治しています。
JICAを含め、ご迷惑をかけている皆さん、本当にごめんなさい。
そして本当にありがとう。

私生活では、最近ようやく頑張る気が湧いてきたかな。
日本に帰って一ヶ月くらいは、
なんだかもう、本当にやる気がしなくて、
ちょっと休ませてー><って気分になって
そんな自分が嫌で。

自信もなかった。
今まで一年やってきたものって、
なんなのかなぁ・・・とか

だけど、日本に来て、いろんな人と話をしているうちに
ちょっと、ちょっとだけど、
一年の自分の失敗も、頑張りも、
見つめられるようになってきて。


そして、今、思うこと。

「まだまだ、だ。」

ってことかな。


足りないことばかりで、できないことばかりで、
誰かを傷つけないと前に進めない人間で、
何も守れてもいないし、何かを得てる気もしない。

ルワンダに行って、そんなのもっと思い知ったし、
日本で人の頑張りや、幸せそうな表情をみて、ちょっと複雑な気持ちになったりして、
「私、カスだ」って、何回言ったんだろう。

器用に人に頼れないし、
愛嬌もないし、
1人になれば泣いてばっかりで、
欠点ばっかりみえる。

なりたい自分になんて程遠くてめまいがする。

何から始めたらいいかなんてわかんない。


でも、変わりたい。私。


そう、思ったの。


まだまだまだまだまだまだまだまだ・・・ だけど、


だって、私ね、DEOと私のレストランに、私が誰よりもわくわくしてることに気づいたの。

気がついたら、自分にとってすごく大切なものになってることにも気付いたの。


だから、もっと「がむしゃら」になる。

もっとたくさん失敗もする。

たぶん、そのたびに悔しくて、また嫌な気持ちになるけれど、

失敗の分、たくさん前にも進んでみせるし、

絶対絶対何かを掴んで立ち上がってみせる。


逃げちゃう日だってあると思うけど、

だけど、うん。

そういう生き方がしたい、ということは少なくともわかった。



泣いてる分、その何倍もおっきな声で、笑ってやるんだ。いつの日にか。


最後に、きっとこのブログを読んでくれているあの人に。

心からのありがとう。を。