Thursday, October 25, 2012

このブログ

このブログ、かっこよくもなんともないし、

あんまり機能的でもないし、

内容もばらばらだし、

なんか、ちゃっちい感じだし、

だけどね、私大好きなの。

絶対かえようと思わないの。

もし可能なら、おばぁちゃんになるその時まで、

このブログに書き続けられたらって思う。


それってね、「愛」だと思うの。

このブログは、私の大切な友人が、私に作ってくれたもので、

選んでくれたデザインで、

まだ、誰もこのブログの存在をしらなかったあの日から、

ここにこっそり打ち明けた思いがあって。

だから私はこのブログは、私にとって一番なの。



完璧じゃなくたっていいから、完全じゃなくったっていいから、

これからもそんな風に、あなたも私のそばにいてほしいな。






Monday, October 22, 2012

うそをつく。

















自分に嘘をつくってのは、

あんまりよくないことかもね。

なんだか疲れちゃうよね。

ほんとは疲れないように、

傷つかないように、

自分に嘘をつくのにね。

それで返ってつかれるくらいなら、

そんなのやめればいいのにね。

やめれたらいいのにね。




Sunday, October 14, 2012

24歳最後の夜。届かない想いはブログにのせて。

世の中にすごい人はたくさんいるし、
頭のいい人も、才能に溢れた人も、
かっこいい人も可愛い人もたくさんいる。

すごいなぁ。。いいなぁ。。私もああなりたいなぁって、
一番考えた一年だったと思う。

壁にぶつかる度につらくなったりもしたけれど、
とにかく、それでも私が私でいれたのは、
私が私でいたいと思えたのは、
あなたのおかげ。

ありがとう。

2012年10月13日。24歳最後の夜に思うこと。






Tuesday, October 9, 2012

レストランが燃えた3

次の日、私は意外にもすっきりと目覚めた。
起きた瞬間思った。

なんだ、燃えたのは建物だけじゃないか。って。

なんというか、昨日はあんなにないておいて、
こんなに急にあっけらかんとしている自分に若干の動揺はしたけど、
それでも、なんだか、この考えがすごくしっくりきた。

だって、そうなのだ。

燃えたのは建物だけ。なくしたのも建物だけ。

私はレストランが燃えていたあの瞬間、
今まで自分が頑張ったこと、とか、
今までdeoが頑張ったこと、とか、
全部、全部なくなってしまったような気になったのだけど。

でも、建物意外、私たちは何もなくしてなんていなかった。

皆で考えたメニューも、
働いてくれる仲間も、
ゲストハウスの部分の建物も、
美しい景色も、
大事な想いも、
deoも私自身も。
返さなければならないローンまでも残っている。


そう、 問題になっているのは二つ。

「レストランの建物が黒焦げになって崩壊した」
「それによって資金がピンチ」

ただそれだけなのだ。

そう思ったらなんだか急に、やれる気がしてきた。
問題がわかれば、きっと解決できる。


多分、こんな気持ちになれたのには理由がある。

私を心配して電話をくれた人たちがいた。
私の周りの大切な人たちが、私のことをすごく気にかけてくれていた。

Facebookにいろんな人が頑張れって書き込みをくれた。

メールをくれた人がいて、同期の協力隊が、一緒に飲もうっていってくれた。

全部が本当に温かかった。感謝してもしきれない。
応援してくれる人のために強くなろうと思った。
強くなくちゃ、なにも守れない。
皆の気持ちも、私の夢も、大切な人も、これからのrwizaも。

そして、もうひとつ、私を変えたのはルワンダ人たちの言葉だった。

現場で大声で泣き叫んだ日本人、として、私はちょっとした有名人になっていた。

昔はものごいしてきた子供が、
なぜか、今日からものごいしなくなった。
代わりに私のそばによってきて、そっと抱きしめてくれるようになった。

おばちゃんが、辛いかもしれないけど耐えるんだよって、
私の背中をパシンと叩いた。

ネイサンや他の働いてくれるメンバーが、
燃えてもなお、その場所をみて、
なんて素敵な場所なんだ、と楽しそうに話してくれた。
trust me. I would do anything for you guys
と去り際に握手をかわした。

deoが、やるぞって言った。


ほらね、燃え去ったのは建物だけ。

それ以外の何でもない。

確かにこれからちょっと大変になるかもしれない。
でも、私たちにとって一番大切なものは燃えてない。

Keep walking. 私のすごく尊敬してる山口絵里子さんの言葉。

歩いて行きたい。この手の中に、それをぎゅっと握りしめて。
ゆっくりゆっくり、とは言わず、
今回ばかりは、できれば駆け足くらいで。

前だけをしっかりみつめて、歩いてければいいなと思う。



Saturday, October 6, 2012

レストランが燃えた日2

そう、それから数時間は泣くことしかできなかった。
でも、数時間して、ふと思った。

一番悲しいのはきっと、私じゃない。
パートナーのdeoなんじゃないかって。

そしたら、急に自分が泣いている場合ではないことに気がついた。
彼のrwizaに対する気持ちは、私がこの世界で一番知ってる。
一緒につくってきたからこそ、今私が彼のそばにいなくちゃならない。

だから顔をあげて、彼に会いに行くことにした。
もうすぐキガリから現場に到着するはずだ。

そこにいた彼は疲れきった表情だった。

大丈夫?

ああ、大丈夫。きみは?

と言葉をかわす。
でも、絶対大丈夫じゃない。

それから私たちは警察にいって、手続きをして、
それで、一緒にご飯を食べることにした。

正直、自分も大丈夫からはかけ離れた状態だったとはおもうけど、
とにかく彼を励ますことが先決だった。

泣きそうなのをこらえて笑っていう。お疲れ様、大変な一日だったね。

deoもいう。お疲れ様、君も大変な一日だったね。

そして長い沈黙。

ねぇ、deo、私すごく悲しいし悔しいんだけど、まだ諦めたくないんだ。

ゆっくり話し出す。

彼もいう。

僕も諦めるわけにはいかないよ。って。
ここまで、やっとここまできたんだから。

よし、じゃぁやろう。落ち込んでいる時間はない。決まりっ。

こうして私達の静かな食事は終わった。


帰り際にdeoが言ってくれた。

「こんなに悲しいことが起こっても、
君といるとなんだか笑えてしまう。また頑張れる気がする。」

帰り道ずっとずっと、心の中で繰り返す。


なんだか知らないけど、ありがとうって思った。

私を必要としてくれて。

ありがとう、頑張るって。

正直、なんのためのレストランかとか、なんでレストランか、とか
もうそんなのどうでもいいと思った。

とにかくたてなおす。とにかく絶対オープンさせる。

それしかできない。

後ろには下がれない。そこにとどまっていても辛い。

道は前にしか伸びてない。

じゃぁ進むしかないじゃないかって。


それから私は泣いてない。一度も。

もう泣かない。そして絶対あきらめない。






Thursday, October 4, 2012

レストランが燃えた日。

少し時間がたって、自分にもようやく余裕がでてきたので、
ここ最近起こったことを、記録に残しておこうと思う。

9月27日。私はきっとこの日のことを一生忘れない。

この日はネイサンというルワンダ人の学生と、
レストランを見にきていた。
彼はここのウェイターになる人間で、ここ最近ずっと、
私の手伝いをしてくれていた。

そんなネイサンがその日、たまたま、レストランを見に行きたいと言い出した。

もちろんいいよ。行こうって言って朝待ち合わせをし、
私達はそこに向かった。

ぐるっと一周、ゲストハウスとレストランを案内し、
ゲストハウスのベランダから大きな湖を見降ろしながら色んな事を
彼としゃべった。

どんな場所にしたい?なんでやってるの?
ここはこうしようよ、あれも必要だねって。
僕にできることならなんでもやるからって。
そんなことを一時間ほど喋っていた。

その横では二人の大工さんが、私たちが来たのをみて、
焦って工事を再開したところだった。
今日はどうやら床を磨くらしい。
やっと仕事を始めた彼らを見て、ちょっと安心して
じゃぁお腹も空いたしランチに行こう、
と私はネイサンを誘った。

とても楽しいランチだった。近くのレストランで色んな話をして
こんな人と働けるなんて恵まれてるなぁなんて考えていた。

ちょうどその時、電話がなった。
パートナーのdeoからだった。deoが電話先で何やら怒鳴っている。

ゆりこ、アクシデントだ!レストランが燃えてるらしい。
今すぐそっちに行ってくれないか。僕もすぐ行くから。

その言葉に私は凍りついた。
そんな馬鹿な。さっきまで、たった20分前まで、
だってそこにあったじゃないかって。
とっさに、そんなことが起こるはずがないって言い返した。

さっききたばっかりの昼食なんてそっちのけで
私は急いでゲストハウスに向かった。
いつもよりなにやら人が多い。
みんな一点を見つめている。
なんだか、すごく、すごくやな予感がした。

レストランに続く坂を一気に駆け登る
そこに、さっきまであったはずのレストランは、
もう、そこにはなかった。あったのは立ち上る煙だけ。

恐る恐るレストランに近付いて、人に話かける。
誰も怪我はないの?

ないって、女の子が首をふる。

何があったの?

電線の配線が悪くて、と近くにいたおじさんが説明する。

そうか、と言った瞬間、涙が溢れ出てきてしまった。


地面に座り込んで、大声で泣いている私の姿を、
たくさんのルワンダ人が見つめている。
15歳くらいの女の子がよってきて、大丈夫、大丈夫って言いながら
私をそっと抱きしめてくれた。

おもむろに電話をとりだして、電話する。
泣きじゃくってしまって、何も言えない。
レストランが、レストランがって、ずっと言っていたような気がする。

そっから何をどうして、家に帰ったのか、私はよくわからない。
でも気付いたら家のソファーに座っていて、色んな事を考えていた。

今まで頑張ってきたものが、目の前で燃えていた。
一瞬にして、すべて消えてしまったような気がした。
また立ち上がれるのか不安だった。
神様は一体どうしてこんなことするんだって、
何に八つ当たりしていいのかわからない気持ちを抱えて、
ただただ泣くことしかできなかった。