Tuesday, February 5, 2013

ドラクエ的ルワンダ生活


みなさん、ドラクエってやったことありますか?
結構な人数な方がやったことあるんじゃないかなぁ、、なんて思っています。
ご存知だとは思いますが、勇者がいて、色んな所を冒険して、仲間をふやしていく、そういうゲームですよね。(こんなん↓)
この前仕事をしていて、ふと、このゲームのことを思い出しました。
あれ?私のルワンダでの生活、まるでドラクエのようじゃないか?って笑。

ごめんなさい、ふざけているわけではないのです。

はじめて、私の村にやってきた時、私はたった1人でした。

それこそ、どこで何を売ってるのか、
ってゆうか皆、何をしゃべっているのか、
ご飯は何で作るのか(炭?コンロ?何?)
誰に何をきけばいいのか、
全然!いやもう、ほんとに全然、わからなかった訳です。

あまりにも言葉が通じないので、
持ってきていた小さな黒板を手に、
絵を書きながら村中を歩き、
必死の思いで買い物をしたあの日の事を、私は今でもよく覚えています。
(その時はコンロが欲しかったのに、車が欲しいと勘違いされ、
自分の絵のセンスを疑いましたが)

たった1人じゃなんにもできなかったんです。

でもそうやって、村の人に、片っ端から話しかけて行くうちに、
みんなが色んなことを教えてくれます。
それこそ、なんていうか、
ドラクエで、ある村に到着して、
物語りを進めるために、村人に話しかける、みたいに。
そうすると、あっちいけだの、こっちいけだの、
もう一回で教えてくれれば良いのに、みたいな展開になるわけですが、
一個一個しかすすめないんですよね、ドラクエでは。

ルワンダでも、色んな人が色んなことを、教えてくれます。
たいてい結構みんな適当なので、
その通りに進む事なんてことはなくて、
それこそ、コンロ一個買うために、村中を一日歩きまわることになります。
そうやって、コンロを手に入れた時の喜びと言ったら。。。。
嬉しくてにやにやしてしまうわけです。

もうひとつ、ドラクエといえば、仲間、だと思います。
物語の途中、色んな人やモンスターが仲間になってくれるんですよね。
だから自分も強くなる。
私がドラクエが好きなのは、
主人公だけじゃなくて、仲間が、画面にちゃんと表示されることなんです。
自分のキャラの後ろを仲間がついてくるんですね笑。

こっちでもそんな感じです。
仲間になったルワンダ人がいて、
その人ごとに高い能力があって、
ある人は、英語ができるとか、
ある人は、村のことを良く知っているとか、
ある人は、ものが作れるとか、
そんな仲間に助けてもらいながら今があります。

そうやって、Rwiza Villageが前にすすんできて
これからも進んでいくわけです。

ドラクエの回復アイテムといえば、アモールの水。
アモールの水はこっちにはないけど、
今日もそうやって、アモールの水のようなコーラを飲みながら、
愉快な仲間達と村中歩き回っています。

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