Wednesday, June 29, 2011

花のように美しく力強く。







ルワンダに咲く花は、すごくすごくきれい。

ここで17年前に悲劇があったっことがうそのように、

ここには綺麗な花がさきます。

人もそう。

いつかの悲劇が嘘のように、

輝く笑顔がここにあります。


今日は、外務省でお話を聞いてきました。

外務大臣は素敵な女性の方で、

力強くいいました。

「もう、この国には民族など存在しない。

ツチでもフツでもなく、

私達は人で、一つの文化をもち、同じ国で生活している。

同じものを食べ、同じ歌を歌う。

17年前の虐殺は悲劇だったが、それがあって今がある。

その上に今がある。」


虐殺について語ることはタブーとされるこの国で、

かなり詳細まで語ってくれました。

この国の未来に、力強さと可能性を感じた瞬間でもありました。


No rain no rainbow.

雨が降るから虹ができる。



おそらくまだ完全に人が

それを乗り越えたとは言えないのかもそしれませんが、

悲しみをも力にかえる

この国の人と、

一緒に虹を作っていけるこれからが、

私はとても楽しみです。





場所:ルワンダ

Monday, June 27, 2011

もんもんとする夜。

オイルサーディンを買ってきて、ビール片手に悩んでいる。


私はこの国で一体何ができるんだろう。



同期の隊員がこんなことを突然言った。


この国、別に変えなくてよくないか。
だって俺たちがいなくっても十分幸せそうだ。


これと同んなじフレーズ、私も昔フィリピンで言った。

大学1年だった。

それから5年、実はこの疑問のちゃんとした答えがだせないまま、

今、私はここにいる。


とりあえず、私はもっと知らなきゃいけない。

もっと聞かなきゃいけない。

この国のこと。

この国の人のこと。


jicaが色んなことを教えてくれる。

ここの国の人はこうですよー

ここはこんな感じで何が問題ですよー

って。

それはすごく役立つし、知っているべきことなんだけど

今は、とにかくまだ今は、

一回そういうイメージを取っ払って、

私の目でみてみたい。

彼らの口からきいてみたい。

だから今はまず、私も、途上国に持ってるイメージとか
ステレオタイプとかどっかに棚上げして

0になってみてみよう。



だから今はまず、キニャルワンダ語、勉強しないと。

場所:ルワンダ

Saturday, June 25, 2011

私。

私が私でよかった。他の誰でもなく、私でよかった。





キガリの夜。

違った風に世界を見たら、

排気ガスに埋れたこの場所にも

オアシスがある。







るわんだふる。

恐るべしマラリア検査キット。

ルワンダにきて3日が過ぎ、

ちょっとずつ、ちょっとずつこの国にも慣れてきました。


昨日は健康管理オリエンテーションで、
マラリアの検査キットを試しに使ってみました。

これ、指にちょっと太めの針をさして血をだして、その血で検査する、

というなんとも痛い検査方法なんです。


私はもう、これが怖くて怖くて、

前日から怯えていました。


だって自分であえて怪我するなんて。


いやー!!!


でも、本当に体調悪い時には、
40度の熱の中、
一人でやらなきゃいけないわけだから、

練習しとかんと!



と思い、勇気を振り絞って、グサっといきました。


その結果。。。


その結果。。。


みんなの声がだんだんきこえなくなり、

視界が変なことになり、

世界がグルグルまわりだし、



貧血を起こしてぶっ倒れました。


たいして出血したわけじゃないんだけどねw


あーびっくりした。



やれやれ。この先どうなることやら笑。


マラリアよりも、マラリア検査キットの方が怖い私です。



場所:ルワンダ

Friday, June 24, 2011

昨日のんだビール


おいしかったー。








たまに表記がまちがってたりします。

Local beer の下に
Imported beeF (輸入物ビールが輸入物ビーフに変身!)

って書いてあったりw 昨日もほら。


Beef が
Beel filet kebab になってるw





場所:ルワンダ

ドSなシャワーの話。

さて、報告は遅れましたが、ルワンダに到着しました。

昨日はシャワーからお湯がでたことに逆にびびった私でしたが、

今朝はうちのシャワーくん、やってくれました。


あったかいお湯を浴びることが出来ると知った昨日。

調子にのってブログにそれを書いた昨日。

水シャワーに憧れるとか書いちゃった昨日。



そんなもんじゃないぜー!ここは!


とシャワーに仕返しされました。


今朝のシャワーは一歩上手。


あったかいお湯が出たかと思えば、めっちゃ冷たい水がでて、

その直後に めっちゃ熱いお湯がでて、

またその3秒後に水が、、

を永遠と繰り返しておりました。



さむいの、あっついの 、うーどっちかにしてーw



ごめんって。


ブログに書いたりしてごめんって。



昨日あったかいお湯に動揺してごめんって。


今度からはちゃんと感謝するからー( ;´Д`)

















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場所:ルワンダ

シャワーの話

今朝、シャワーを浴びようと蛇口をひねった。

久しぶりの水シャワー。

途上国といえば水シャワー。

そんな期待をなぜだか胸に抱いてる自分がいた。

冷たいのはいやだ、とかいうくせに実は、

私はこの水シャワーが嫌いじゃない。

こういうのが醍醐味なんだ、とかちょっと思ってしまったりする。


が、しかし、

予想外にも蛇口からはお湯がでてきた。

しかもあったかいどころではない。




相当熱い。

湯気まででている。



そんな…ばかな。


あっついお湯を目の前に

私は動揺を隠しきれなかった。


感謝すべきなんだろうけど、

どこか期待を裏切られたような

そんな気持ちになった。

でも自分でもなんであったかいお湯に動揺しているのかが
わからない。

なぜ水がでてくるのを待ってるのかがわからない。


だって、お湯よ。君は今までいつだって、バングラでもフィリピンでも
でてきてはくれなかったじゃないか。



うん。とりあえず、なんかルワンダはすごい国だ。



水浴びできるその日を、ひそかに私は心待ちにしている。






場所:ルワンダ

Monday, June 13, 2011

人を愛する資格はね。

人を愛する資格はね

はやく走れることじゃない

じょうずに話せることじゃない


人を愛する資格はね

心でものを聞けること

心でものが見えること


愛を伝える資格はね

人を信じる資格はね

お金を持ってることじゃない

名前が売れてることじゃない

人を許せるこころはね

ただ我慢することじゃない

ただ目をつぶることじゃない

人を許せる心はね

心の壁をなくすこと

心で人を信じること


いつか別れがやって来て

さよならをしたそのあとも

生きて いけると誓うこと

なみだ流したそのあとで

生きて いけると誓うこと




高校の卒業式の日にみんなで朗読した詩。

5年後の私に勇気をくれたりした詩。

ありがとう。

Saturday, June 11, 2011

協力隊の訓練が終わった話。

私が、この世で一番嫌いな時は人と「別れる」、その瞬間なんじゃないかと思う。

だから、最近は、あんまり人と距離を縮めたくないなって、そう思ってた。

あんまり感情移入しなければ、さびしくないから。

でもそれは、人としてきっとすごくすごく寂しいことで、

それも分かってたんだけど、

もうこれ以上たくさんの人にさよならを言うのはいやだったから、

あんまり近づくのはやめとこう、そんな風に思いながら始まった訓練だった。


でも。


でも魅力的すぎた。


ここで出会った人たち。

全員とすごく仲良くなることはできなかったけど、

名前覚えてない人もいるけど、

でも、そんな中で、私の周りにいてくれた人が、

あまりにも素敵で、

気付いたら、「さびしいから感情移入しない」なんて

最初に決めてたルールは、

気付いたらどっかふっとんじゃって、

毎日、ただ、ただ笑っていた。


訓練が終わって、

今日、みんなに、「さよなら」をいわなきゃいけなかったんだけど、

もうきっと2年はあうことはないであろう皆を前に、

意味分かんないくらい号泣してる自分がいた。


寂しいって声をあげてないている自分をみて、

寂しさの3倍、幸せを感じていた。



確かに「別れ」はやってくる。

どんなに熱い友情にも、どんなに素敵な恋にも。



寂しいから、人を好きにならない?

裏切られるのが怖いから、入り込まない?

辛いのがいやだから、本気にならない?

怖いから踏み出さない?

なんじゃそりゃ。



別れがあるのなら、それの数だけ、またいい出会いをすればいい。

裏切られるのが怖いなら、その数だけまた信じれる人を見つければいい。

辛いのだったら、その力で、誰かを大切にすればいい。


それだけじゃないか。

そんな当たり前の素敵なことを、

協力隊の仲間から、たくさん、たくさん、教えてもらった。



これからは、全力で人を大切にしたいし、

全力で人から大切にされたい。



ところで、協力隊の訓練中にある恋愛のことを、

二本松イリュージョンとか、駒ヶ根マジックとか呼ぶんですけど、

今回は大阪だったので、「大阪シャングリラ」と呼ばれていました。笑。


私の身近なところで、10件ほど発生していたことが、昨晩発覚しましたが、

私には一件もなかったことが、

なんだか妙に切なくなりました。


女として、大丈夫かなw


まぁ、それを必要としてたわけでも、求めてたわけでもないから、

全然いーんだけどさw



テスト結果の話

頑張ったテストの結果。。。89点!!

がびーん。

あーもぅめっちゃくやしい!!超悔しい!

ほんとに悔しい!!!!!!



先生はこれでいいっていってくれたけど、

自分的には、めっちゃくやしい!!!



でも、「これからももっとがんばれよ」っていう

それだけのこと。


あーそれにしてもくやっしい!!



言いたかったなー><。。。

伝えたかったなー。


あーあーあーあーあーあーあー><





Tuesday, June 7, 2011

てすと終了。

テストが無事終わりました。

結果は明日わかるみたい。

難しかったなー><。。


でもやるだけやったから、もう後悔はないです。


あーでも怖いっ!!!

このドキドキ感。

久しぶりに高校生に戻ったみたいですw




Sunday, June 5, 2011

try try try

なんか昔をおもいだしたよ。


車でさドライブしてて、この歌を口ずさんでた。

ちょうど、だいたい一年前。


となりから聞こえてくる声がすごいきれいで。



もうあの日には戻れないな。

みんなも私も変わったんだなー。


Saturday, June 4, 2011

テスト勉強中に昼寝して、起きた時に突然考えたこと。

時が経つってすごいよなぁ。


きっと今なら、笑って許せたりするんだろうな。

昔は、彼を見るたびに、いろんな感情になったっけ。

怒りだったり、悲しみだったり、苦しさだったり、

無理して笑ってみたり。

でもなんか今は、これでよかったって、

心からそう、思えたりする。


これで、よかった、というより、こっちでよかった

そんな風に思っていたりする。


きっとそれが原因で出会ったたくさんの人に、

新しい何かを、たくさん、たくさんもらったからなんだろう。

それが、気が付いたら、今の私の、一番大事な所に、

しっかり、しっかりいてくれるからなんだろう。


時が経つと、忘れていくのではなくて、

きっとそういうことなんだろう。


ちょっとずつ、ちょっとずつ、新しい強さを、

いろんな人からもらったんだろうな。

Friday, June 3, 2011

テストのお話。

テストで95点とる!

とか言ってみたものの、実際やってみると、95点への道は程遠い。

95点ほしいってことは、つまり2問くらいしか間違えられないってことで、

今の私は、ケアレスミス大魔王。

一日の日記で、5個はケアレスミスしてる。

つまり、100点とったる!くらいの意気込みでやんなきゃ、

95点なんてとれないってこと。


なんか無謀に思えてきたぞ。(笑)

でも、こういう無謀なこと言ってる時が私は嫌いじゃない。


100点なんて無理だよって言ってるときには、

なんにも考えつきもしなかったのに

100点とれるんじゃないか?ていうか、とんなきゃって思うと

「じゃぁ、どうやったらとれるんだろう?」

に変わる。


そうすると何をしたらいいのか、具体的に見えてきて、

あぁそっか、動詞の活用を覚えなきゃな、とか

あの文法、ちゃんとやんなきゃ、とか、

ちょっとずつだけど、前に進むんだよね。



これって、すごい大事なことをテストから教えてもらってる気がするんだよね。

このテストの攻略法を考えるってのが、

夢をかなえるマニュアルみたいなもので、

どんな夢も、まず、自分が「できる」って

いや、「やるんだ」って思うことから始まるんだなって思った。


本当に「やるんだ」って思うと、

じゃぁどうすれば?って本当に考え出して、

できないって思ってることが、やる、に変わって

程遠い道のりのどっかに必ず抜け道があることを、

素直に信じられたりする。


あぁ。そういうことか。

ってなんかテスト勉強しながら考えてた。

そういえば、高校で英語の勉強してた時も、

おんなじようなこと考えてたっけ。

こういうことを教えてくれるから、「努力」って無駄じゃないんだろうな。


95かぁ。できるかどうかはわかんないんだけど、

でも挑戦する価値は十分にありそう。




Thursday, June 2, 2011

たくさん話した話。

今日は、久しぶりに人とゆっくり話をした。


協力隊の話から、人間関係の話、失恋した話、「死ね」って7回叫ばれた真の11月の話、
恋愛の話、私の周りにいる素敵な人達の話。

いろんな話もきかせてもらった。いや、おもに私がしゃべりまくった気もする。
ごめんなさい笑。

私はでも、こういう会話が好きだ。

自分の心の奥にあることを、ゆっくりゆっくり話す、
そういう、時間がすごく好き。

極端だけど、人に合わせて適当にもりあがる感じの会話はあんまり好きじゃなかったりもする。

こうやって、少しずつ少しずつ、ゆっくりゆっくり、人を知って
ゆっくりゆっくりできていく、そういう関係がすごく好き。