Saturday, June 11, 2011

協力隊の訓練が終わった話。

私が、この世で一番嫌いな時は人と「別れる」、その瞬間なんじゃないかと思う。

だから、最近は、あんまり人と距離を縮めたくないなって、そう思ってた。

あんまり感情移入しなければ、さびしくないから。

でもそれは、人としてきっとすごくすごく寂しいことで、

それも分かってたんだけど、

もうこれ以上たくさんの人にさよならを言うのはいやだったから、

あんまり近づくのはやめとこう、そんな風に思いながら始まった訓練だった。


でも。


でも魅力的すぎた。


ここで出会った人たち。

全員とすごく仲良くなることはできなかったけど、

名前覚えてない人もいるけど、

でも、そんな中で、私の周りにいてくれた人が、

あまりにも素敵で、

気付いたら、「さびしいから感情移入しない」なんて

最初に決めてたルールは、

気付いたらどっかふっとんじゃって、

毎日、ただ、ただ笑っていた。


訓練が終わって、

今日、みんなに、「さよなら」をいわなきゃいけなかったんだけど、

もうきっと2年はあうことはないであろう皆を前に、

意味分かんないくらい号泣してる自分がいた。


寂しいって声をあげてないている自分をみて、

寂しさの3倍、幸せを感じていた。



確かに「別れ」はやってくる。

どんなに熱い友情にも、どんなに素敵な恋にも。



寂しいから、人を好きにならない?

裏切られるのが怖いから、入り込まない?

辛いのがいやだから、本気にならない?

怖いから踏み出さない?

なんじゃそりゃ。



別れがあるのなら、それの数だけ、またいい出会いをすればいい。

裏切られるのが怖いなら、その数だけまた信じれる人を見つければいい。

辛いのだったら、その力で、誰かを大切にすればいい。


それだけじゃないか。

そんな当たり前の素敵なことを、

協力隊の仲間から、たくさん、たくさん、教えてもらった。



これからは、全力で人を大切にしたいし、

全力で人から大切にされたい。



ところで、協力隊の訓練中にある恋愛のことを、

二本松イリュージョンとか、駒ヶ根マジックとか呼ぶんですけど、

今回は大阪だったので、「大阪シャングリラ」と呼ばれていました。笑。


私の身近なところで、10件ほど発生していたことが、昨晩発覚しましたが、

私には一件もなかったことが、

なんだか妙に切なくなりました。


女として、大丈夫かなw


まぁ、それを必要としてたわけでも、求めてたわけでもないから、

全然いーんだけどさw



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