Thursday, February 24, 2011

日本の限界集落について考える。

私は今、鹿児島県の大隈半島にある鹿屋市高隈町という農村にきています。
ここで3週間のフィールドワークをしているわけですが、もう日々色んなことを考えてしまいます。。。

ここの第一印象としては、
人があったかい、田んぼがおおい、静か、のどか、超田舎!!

という感じだったのですが、
ここにいればいるほど、色んな部分が見えてくるんです。

その一つが、おじいちゃん、おばぁちゃんが多いこと。

若者をみると、なんか不思議な気持ちになるくらい、そらもう、
ここは、おじいちゃん、おばぁちゃんの村なんです。

今、私はとある青果店で、研修をさせてもらっているわけですが、
来るお客さん、来るお客さん、みんなご老人!という感じ。

こうなると、もう過疎化、ということを考えざるおえなくなってくるわけです。

今の農業に携わる人の平均年齢65歳。
と、いうことは、5年後には70歳。

なんていうか、一抹の不安すら覚えます。

でも実際、活性化しなきゃ、とか、村おこししなきゃ、とか
色々言うわけですが、
本当にそうなのかってことなんです。

確かに日本全国の自給率の問題とか、そーいったことを考えると
確かにそうなんです。やんなきゃいけないんです。村おこし。

でも、内部の人は、つまり、ここのおじいちゃん、おばぁちゃんの視点に立ってみるとですね、
そうでもない気がするんです。

過疎化なんてもう、しょうがない。
それより残りの余生、この生まれ育った村で、
近所の人と、どうやって、たのしく余生をすごそうか、
この村にどれだけ笑い声を作ろうか、
そういうことを思っている人が多いきがするんですね。

それもそうですよね。

だって自分がおじいちゃんだったら、
新しい事業やプロジェクト、立ち上げる体力なんてないしなーって。

だから、結局行政まかせになってくんだよなーと、思ったりもします。


あー地域活性化ってなんだろう。


私はプレゼンで何を話せばいいんだろう。。。

もうすこし、考えてみようと思います。

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