Wednesday, August 22, 2012

日本を振り返って思うことと、これからの私。

淡々と日々は過ぎ、気づけば帰国間近(ルワンダに)。
日本に思いもかけず、長く滞在することになった私の3ヶ月。

この3ヶ月、ただ日本にいて治療をしていたようで、色んなことがあった。

最初はルワンダにいなくていいのか、と焦り、
そして日本に慣れてきて、今度は、空いてる時間をどう使おうか悩み、
友だちとの再会も無事終えてきた当たりから、
だんだんリズムを掴み出し、
色んな昔の友人や、新しい人に出会って、
結果的には、
将来の自分、それに向けた今後のルワンダでの過ごし方なんかを、
ゆっくり見つめるいい機会になったんじゃないかと思う。

その中で、一つ、いまさらなんだけど、やっとわかったことがあって。

何回も何回も、「どうして、ルワンダでゲストハウスなの?」
と人から聞いて頂いた。

最初は、なんだか色んな理由が思いついてしまって、
対JICA用で説明してる理由とか、
対村人用で説明してる理由とか、
なんか色々あって、

でも、なんで本当に自分はゲストハウスの支援なんてことを選んだんだろうって、
ずっとわからずにいた。

大まかに言うと、
昔から途上国には興味はあったし、
ビジネスっていうのも興味があった。
きっと村のために良い感じの、役割を果たせるような場所を作れる気もする。

どれも私が、ゲストハウスをやってる理由だ。
だから、なんで?って聞かれると、
なんとなく、たまたまそこに、やりたいことがあったんですよねぇ。
とか、曖昧な返事をしてしまってる自分がいた。

だけど、今回、ある人に、
「じゃぁ頭にぱっと今浮かんだことを教えて」

って言われて、あっ!て思ったことがあって。

私がとっさに頭に思いついたことって、
上に挙げたどの理由でもなくて、こんなことだった。

「好きになってもらえたらいいなぁと思って。」

そう。これ。

ルワンダにきた人が、うちのゲストハウスにとまって、
食事して、「うわぁ、ルワンダっていいとこじゃん」
って思ってくれたらいいなぁって。

そんなことを口に出してみて、気づいたんだ。

これって、DEOが私に語った夢じゃんって。


私が、他のどの労働組合でもなく、あのゲストハウスにこだわる理由。

それって、これだって。

DEOが夢を語る姿をみていたら、

一緒にそれを追いかけて見たくなった。

DEOの夢が叶うために、自分が何か力になれればいいなぁと思った。

そしたらいつの間にか、DEOの夢が私の夢になってたんだなぁって。

それだけだったなぁって。




どんなかたちであれ、誰かの夢が叶うように、

自分の力を使えたら、ステキだなぁって、私は思ってる。

それが途上国でも、先進国でも、ルワンダでも、日本でも、他の国でも。

そうなれるように、これから
自分の力をもっと磨いていかないといけないなぁって、

そんな風に思ったのでした。


さてそんな日本滞在もあと、一週間。

たくさんの方々にご迷惑をお掛けしました。

今は感謝の気持ちでいっぱいです。

無事歯も治りました。

ありがとうございました。





1 comment:

  1. とってもいい時間を過ごせたようですね。人はすぐになんにでも答えや理由を知りたがる
    以前に「勝っても一銭にもならないのに一生懸命なアマチュアスポーツをしている人の気がしれない」と発言したプロゴルファーがいたけ

    子供時代に夢中になって遊でいた時にそこに〈何かのため?」なんてあっただろうか

    ただ面白いから、楽しいから
    やってみたいから

    これだけの理由以上何が必要何だろう

    生きていく理由なんて、もっとシンプルでいいんじゃないかな?

    ルワンダには気を付けて

    また素敵なお話と写真を待っています^_^

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