今日という日がこんなに早く終わるのだから、
あと10ヶ月なんて、あっという間なんだろうと思う。
そうやって、終わりを意識してみると、
10ヶ月だろうが、1年だろうが、10年だろうが、
ただ単に、一日一日の繰り返しだってことに気がつく。
よく、留学とか、
自分の人生を変えたくていく、とかいうのを聞くけれど、
行ったところで、そこにあるものは、
眈々とすぎて行く毎日なわけで、
アフリカにいたってそれはそうで、
日本にいる時と変わらず、毎日がすぎて行くだけのことだ。
確かに、いる場所によって出会う人も変わるから、
それで、何かしらの影響をうける、なんてこともあるけれど、
でも、みんなの思っている人生をぱっとかえてしまうようなことなんて、
そうは起こらない。
振り返ってみた時に、はじめてそれがわかる、そういうことはあるけれど。
つまりなにがいいたかったのかっていうと、
大事な決断っていうものや、ここぞという頑張りどころ、
なんてものは、人生のうち、そんな大きな割合を占めているわけではない、ということ。
というより、人生は、眈々とすぎて行く毎日のほうが圧倒的に多いわけで、
それをどうやって自分らしく一生懸命取り組むのか、
毎日の小さな決断とどう向き合って過ごして行くのか、
そういうことのほうがずっとずっと、大切なんじゃないかと思う。
そしてその繰り返しが、大きな決断に出会った時の自分を、
形作るんじゃないのか、と。
もしかしたら、そのするべき決断やチャンスさえも、
毎日によって変わるんだろう、と。
目下、わたしのするべき決断は、お昼ごはんをどうするか、
なのだけれども、ふとそんなことを考えた。
ここは、10ヶ月後のわたしの体系を考えて、サラダにすべきか、
それとも、欲望にまかせて、お肉をたべるのか。
悩ましい。
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